静的・動的光散乱法を中心とした粒径計測の基礎と応用【提携セミナー】

誘電率の高精度測定

静的・動的光散乱法を中心とした粒径計測の基礎と応用【提携セミナー】

開催日時 【LIVE配信】2024/12/17(火) 13:00~17:00 , 【アーカイブ配信受講】12/18(水)~12/31(火)
担当講師

廣井 卓思 氏

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

定員 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
受講費 非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)

★散乱法による構造解析の基本と適用限界を知り、

測定対象に合わせて適切な計測手法を選定できるようになる!

 

静的・動的光散乱法を中心とした

粒径計測の基礎と応用

 

散乱法を用いた構造解析について、基本的な事項を中心に解説《演習付》

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

◆セミナー趣旨

数nm~数百nmサイズの物体の形状測定は、ナノテクノロジーの根幹を成す基礎技術である。高精度な形状測定法として広まっている技術として電子顕微鏡が挙げられ、実際に多くのナノスケール構造解析において中心的役割を果たしている。これに対し、特に高分子やコロイド分散液中の溶質の構造測定法として広く使われている手法に、散乱法が挙げられる。実用面から見た散乱法の最大の利点は、試料を真空中に置く必要がないため、溶液状態のまま計測できる点にある。溶媒に分散している分子や粒子は、溶媒がなくなるとその構造を変えるため、溶液状態での構造測定は大変重要である。

 

本セミナーでは、散乱法を用いた構造解析について、基本的な事項を中心に解説を行う。その中でも、溶液中の粒子の粒径分布計測法として広く知られている動的光散乱法について詳しく解説を行う。動的光散乱法は散乱法の中では特殊で、散乱光強度のゆらぎから粒径を推定する。そこで、散乱光強度のゆらぎの起源について干渉を基に解説し、ゆらぎの解析法について演習を交えて紹介する。

 

◆習得できる知識

散乱法による構造解析の基本と適用限界を知り、測定対象に合わせて適切な計測手法を選定できるようになる。
特に動的光散乱法について、得られるデータの信憑性について判断できるようになる。

 

◆受講対象

高分子やコロイド分散液などの粒径計測に携わる・興味のある技術者の方。

 

◆必要な前提知識

特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
Excelを用いた解析を紹介するため、Excelの基礎知識があるとより望ましいです。

 

◆キーワード

微粒子,分散,粒径計測,散乱法,セミナー,講演

 

担当講師

芝浦工業大学 工学部
准教授 博士(理学) 廣井 卓思氏

 

【ご専門】
分光学、散乱による構造解析、高分子科学

【ご経歴】
2014年10月 東京大学 理学系研究科 化学専攻 博士課程 中退
2014年11月 東京大学 理学系研究科 広域理学教育領域 助教
2017年 7月 博士(理学)取得
2019年11月 東京大学 理学系研究科 化学専攻 特任助教
2020年 4月 物質・材料研究機構 若手国際研究センター ICYS研究員
2023年 4月 芝浦工業大学 工学部 准教授

 

セミナープログラム(予定)

1.はじめに
1-1. 顕微鏡法と散乱法
1-2. 散乱法の分類

 

2.散乱の基礎理論
2-1. 波の数学的記述
2-2. 2点からの波の干渉
2-3. 粒子内干渉:形状因子
2-4. 粒子間干渉:構造因子
2-5. 光源による散乱の違い
2-6. 非弾性散乱

 

3.動的光散乱
3-1. 粒子のブラウン運動
3-2. 散乱光強度のゆらぎ
3-3. 時間相関関数
3-4. アインシュタイン–ストークスの式
3-5. 粒径分布関数への変換
3-6. 動的光散乱の計測装置
3-7. 電気泳動光散乱によるゼータ電位計測

 

4.動的光散乱の解析演習

 

5.最近の研究内容
5-1. ソフトウェアベース動的光散乱
5-2. 動的ラマン散乱
5-3. 顕微動的光散乱

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

【LIVE配信】2024/12/17(火) 13:00~17:00

【アーカイブ配信受講】12/18(水)~12/31(火)

 

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

 

受講料

非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)

 

会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から

  • 1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
  • 2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

 

※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合
 会員価格で1名につき49,500円(税込)、2名同時申込で60,500円(税込)になります。
 メッセージ欄に「LIVEとアーカイブ両方視聴」と明記してください。

 

※セミナー主催者の会員登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「R&D支援センター会員登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みから会員受講料が適用されます。

 

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すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。

 

LIVE配信のご案内

こちらをご参照ください

 

備考

  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
    無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【LIVE配信】、【アーカイブ配信】、【LIVEとアーカイブ両方視聴】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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