自動車における接着・接合/マルチマテリアル化の現状・課題と今後の展望【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 千葉 晃司 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
自動車における接着・接合/
マルチマテリアル化の現状・課題と今後の展望
≪2050年のカーボンニュートラルに向けて、CO2規制強化、電動車両化、自動車の軽量化へ≫
【提携セミナー】
主催:サイエンス&テクノロジー株式会社
★ キー技術である接合技術について、同種材・異種材接合、課題、材料・接合・構造に関わる今後の動向も解説します。
★ 自動車構造を正しく理解しよう。そして、これから何をすべきかが判ります。
セミナー趣旨
2050年のカーボンニュートラルに向けて、CO2規制強化、電動車両の増加や自動車の軽量化のニーズが高く、その方策として自動車の車体のマルチマテリアル化が拡大している。今回、マルチマテリアル車体の動向、材料の適材適所の考え方、すなわちどこの部位、どの材料を適用するのがよいのかを解説するのと、キー技術である接合技術について、同種材、異種材接合について紹介するとともに課題等について説明する。さらに、今後の動向として、材料、接合、構造について説明する。
<得られる知識・技術>
車体構造の部位・部品の要求特性、部品特性と材料との関係、接合技術とその課題(強度発現、ガルバニック腐食、熱変形)と対応、今後の材料、接合技術、車体構造の動向を説明します。これで、これから何をすべきかが判ります。
担当講師
東京理科大学 非常勤講師 千葉 晃司 氏
【元・日産自動車】
<経歴>
1982年 日産自動車(株) 総合研究所入社
1996年 同 主任研究員
2000年 同 先行車両開発部主坦
2006年 同 車体技術開発部主坦
2010年 同 シニアエンジニア
2021-2023年 革新構造材料技術研究組合(ISMA)プロジェクトマネージャー
2022-2023年 東京理科大学 非常勤講師
<担当業務>
車体軽量化技術開発、EV車体技術開発、車体の先行開発、革新構造材料・技術の実用化担当
<活動>
自動車技術会 自動車ハンドブック1分冊車体構造の著者、4分冊の編集副委員長
2019~2021年岡山県産業振興財団の中小企業技術サポーター
セミナープログラム(予定)
1.マルチマテリアル化の背景
1.1 軽量化の必要性
1.1.1 CO2規制
1.1.2 電動車両の動向
1.2 軽量化手法
1.2.1 構造合理化
1.2.2 工法による軽量化
1.2.3 材料置換
1.2.4 軽量化とコスト
2.マルチマテリアル化への最新動向
2.1 マルチマテリアル車体の目的と形態
2.2 マルチマテリアル車体の変遷
2.3 マルチマテリアル車体生産台数と車両販売価格
2.4 各地域OEMの動向
2.4.1 欧州OEMの動向
・Audi ・BMW ・ベンツ
2.4.2 北米OEMの動向
・GM ・FORD
2.4.3 国内OEMの動向
・トヨタ ・日産 ・ホンダ
3.自動車の車体構造
3.1 車体部位ごとの要求性能
3.1.1 外板
3.1.2 内板
3.1.3 車体骨格部材
3.2 要求性能と材料と適用部位の関係
3.2.1 ハイテン材と各性能と適用部位
3.2.2 アルミ二ウムと各性能と適用部位
3.2.3 樹脂と各性能と適用部位
3.2.4 CFRP と各性能と適用部位
3.2.5 Mgと各性能と適用部位
4.接合技術
4.1 同種材接合
4.1.1 ハイテン材接合
4.1.2 アルミ二ウム接合
4.1.3 樹脂接合
4.1.4 CFRP接合
4.2 異種材料接合
4.2.1 鉄とアルミ接合
・機械的締結 ・溶融接合
4.2.2 金属と樹脂接合
・機械的接合 ・水素結合 化学結合 ・アンカー効果
4.2.3 CFRPと金属
4.3 ガルバニック腐食
4.3.1 GC評価法
4.3.2 GC対応策
4.4 熱変形
4.4.1 熱変形対応策
5.今後の動向
5.1 材料の動向
5.1.1 ハイテン材の動向:革新鋼板、グリーン鋼板
5.1.2 アルミ二ウムの動向:革新アルミニウム
5.1.3 CFRPの動向:革新炭素繊維
5.2 接合の動向
5.3 マルチマテリアル車体の今後
6.まとめ
□質疑応答□
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
配布資料
- 製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
開催日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
備考
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
お申し込み方法
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