神経(脳)オルガノイド技術発展とその利活用【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 池内 与志穂 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
☆神経(脳)オルガノイドを作ることができるようになってきた今、どのような発展が見込めるのか?
☆細胞培養の基礎から疾患モデル・毒性試験への応用技術まで幅広く解説します
神経(脳)オルガノイド技術発展とその利活用
≪神経培養の基礎知識と疾患モデル・毒性試験への応用≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
神経細胞を培養できるようになってから数十年経ちます。幹細胞の研究の発展も目覚ましいです。これらの分野の発展が組み合わさって、近年、神経(あるいは脳)「オルガノイド」と呼ばれる脳の発生を真似した三次元組織を作ることができるようになりました。普通はヒトの脳を取り出して調べることはできませんが、代わりに神経オルガノイドを使うことによってヒトの脳の成り立ちや機能の秘密を解き明かすことができるようになると期待されています。本講座では、細胞培養、オルガノイドについての基礎知識を得た上で、疾患モデルや毒性試験などの応用について概説します。オルガノイドの今度の発展性についても議論します。
◆受講後、習得できること
- 神経の細胞培養、オルガノイドについての知識
- 神経オルガノイドの利活用方法についての知識
- 疾患モデリングや毒性試験への活用についての知識
- 神経オルガノイドの未来に向けて、関連する技術(エンジニアリングなど)の知識
◆講演中のキーワード
オルガノイド
神経
シナプス
発達障害
精神疾患
担当講師
東京大学 生産技術研究所 准教授 池内与志穂 先生
■経歴
2007年に東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻にて博士号を取得後、アメリカに渡りハーバード大学医学部とワシントン大学(セントルイス)医学部で神経の発生や疾患を司る分子機構を研究した。2014年から現所属にて研究室を主催している。神経や脳が自律的に出来上がる仕組みを調べ、体の外で脳のパーツを作って組み立てる研究を行っている。
■専門および得意な分野・研究
神経科学、細胞培養、組織工学、分子生物学、病態モデル、電気生理学、微細加工などを横断する研究を行っています。
セミナープログラム(予定)
1. 神経培養
(ア) 神経の基礎
(イ) 神経の種類
(ウ) 培養神経の評価
① 形態
② 染色
③ 遺伝子発現
④ 電気生理
(エ) 神経培養の種類
① 細胞株
② 初代培養
③ 幹細胞分化
(オ) 神経培養の共培養
① アストロサイト
② ミエリン
③ 血管系
④ 免疫系
(カ) 神経培養の共培養
2. 神経オルガノイド
(ア) オルガノイドとは
(イ) 神経オルガノイドの種類
(ウ) 細胞の種類
(エ) 内部構造
(オ) 培養期間
(カ) 評価
① 形態
② 染色
③ 遺伝子発現
④ 電気生理
3. 神経オルガノイドの利活用
(ア) オルガノイドの評価
① 細胞死
② 細胞形態
③ 神経活動
(イ) 病態モデル
① 発達障害
② 神経変性疾患
③ 精神疾患
(ウ) 毒性試験
4. 神経オルガノイドの発展
(ア) 使える技術
① 光遺伝学
② ゲノム編集
③ 組織工学
④ その他
(イ) 新たな利活用方法と産業創出
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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