リチウムイオン電池における各部材の劣化メカニズムから分析法と劣化対策事例【提携セミナー】

リチウムイオン電池の発火メカニズム

リチウムイオン電池における各部材の劣化メカニズムから分析法と劣化対策事例【提携セミナー】

開催日時 2024/12/17(火) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。
担当講師

棟方 裕一 氏

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

定員 -
受講費 【オンライン受講:見逃し視聴なし】:41,800円
【オンライン受講:見逃し視聴あり】:47,300円

○部材ごとの劣化要因と安全性含めた電池特性への影響、

 劣化原因を正しく捉えるための各種分析法と具体例を交えた劣化対策まで。

○全固体電池を中心とした次世代電池の劣化と対策や

 LCA観点でのリチウムイオン電池の役割なども解説!

 

リチウムイオン電池における各部材の

劣化メカニズムから分析法と劣化対策事例

 

《劣化を正しく知り、長期安定性・信頼性確保に繋げるために》

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

充電と放電を繰り返すと、リチウムイオン電池の容量は徐々に減少する。これは電池が劣化していることを意味している。意図しない副反応の進行など、様々な要因によって電池の容量は減少する。多くの場合、この変化に伴って、電池の安全性も損なわれてしまう。現在、リチウムイオン電池は、従来の小型電子機器から電気自動車に代表される大型用途へ展開されており、これまで以上に長期の安定性や信頼性が必要とされている。

 

講演では、電池を構成する各部材がどのように劣化し、安全性を含めた電池の特性に影響を及ぼすかを紹介する。また、劣化の原因を正しく捉えるための分析手法を紹介し、具体例を交えながら対策を解説する。固体電解質を用いた全固体電池を中心に各次世代電池の劣化についても取り上げる。電池寿命の重要性を議論するため、リチウムイオン電池のライフサイクルアセスメントについても解説する。

 

◆受講後、習得できること

  • リチウムイオン電池の構成部材と各役割
  • リチウムイオン電池の性能を低下する各種要因
  • リチウムイオン電池の劣化機構を解明する手法
  • リチウムイオン電池の劣化を抑制するための対策
  • ライフサイクルアセスメントの観点からリチウムイオン電池の役割を理解したい方
    など

 

◆受講対象者

  • 電池および電池部材の開発に携わっている方
  • 電池の劣化機構を知りたい方
  • 電池特性の向上を目指す方
  • 次世代電池に興味がある方

 

◆必要な予備知識など

大学卒業レベルの化学の知識

 

■過去セミナーを受講された方の声(一例):

  • 劣化因子や劣化メカニズム、容量バランスによる劣化の箇所が特に参考になりました。
  • リチウムイオン電池の様々な劣化分析・解析の手法が学べて良かった。
  • 劣化をどう解明し対策するか、ヒントが得られました。
  • 部材ごとの劣化について詳しく学べて良かったです。
    (個人的にはセパレータや電解液が特に参考になりました。)
  • 明快な説明でわかりやすかったです。質問にも丁寧に回答くださりありがとうございます。

 

など、各回とも好評の声多数の人気セミナーです!

 

担当講師

東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 環境応用化学域 助教 棟方 裕一 氏

 

■ご略歴:
平成16年3月 大阪大学大学院工学研究科物質化学専攻 博士課程修了 博士(工学)
平成16年4月~平成20年3月 独立行政法人 科学技術振興機構 博士研究員
平成20年4月~同年8月 首都大学東京 都市環境学部 特任助教
平成20年9月~令和2年3月 首都大学東京 大学院都市環境科学研究科 助教
令和2年4月~東京都立大学(大学名称の変更) 大学院都市環境科学研究科 助教

■ご専門および得意な分野・研究:
電気化学、材料化学

■本テーマ関連学協会でのご活動:
日本化学会、電気化学会、日本セラミックス協会

 

セミナープログラム(予定)

1.リチウムイオン電池の基礎
1)リチウムイオン電池とは
2)電池の構成部材と機能
3)充放電反応
4)電池の劣化とは

 

2.多孔質電極の劣化
1)構造の変化
2)材料の変性
3)被膜の形成

 

3.電解液の劣化
1)電解液の分解
2)溶媒、塩の選択
3)添加剤の役割

 

4.その他部材の劣化
1)セパレータの劣化
2)集電体の劣化

 

5.劣化機構の解明と対策
1)電極活物質の設計
2)バインダーの検討
3)平衡論と速度論
4)容量バランス
5)内部短絡
6)固体電解質の応用と課題

 

6.各次世代電池の劣化と対策

 

7.環境デバイスとしてのリチウムイオン電池
1)温室効果ガスの排出削減へ向けて
2)ライフサイクルアセスメント(LCA)とは
3)電気自動車のLCA

 

8.まとめ

 

<質疑応答>

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024年12月17日(火) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。

 

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

 

受講料

【オンライン受講:見逃し視聴なし】:1名41,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

 

【オンライン受講:見逃し視聴あり】:1名47,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

 

備考

※配布資料等について

●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。

  • 配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
  • 準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

 

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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