ホログラフィ・3Dディスプレイの基礎知識と実用化に向けた課題・最新動向・今後の展望【提携セミナー】

ホログラフィ・3Dディスプレイの基礎知識と実用化に向けた課題・最新動向・今後の展望【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

髙田 直樹 氏

開催場所 未定
定員 未定
受講費 未定

ホログラフィ・3Dディスプレイの基礎知識と

実用化に向けた課題・最新動向・今後の展望

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

◆セミナー趣旨

空中に浮かぶ映像技術において「ホログラム」や「ホログラフィ」という言葉をよく見かけます。しかし、本来のホログラフィとは関係ないものにも多く使用されています。ホログラフィは、元の三次元物体からの光を忠実に再生する技術です。実物を眺めているのと同じ現象を忠実に再現することができます。視覚疲労も生じず、裸眼で様々な方向から三次元像を眺めることができます。D. Gaborは、ホログラフィの発明によりノーベル物理学賞を受賞しています。また、電子化したホログラフィ(電子ホログラフィ)は「究極の3Dディスプレイ」になるものと考えられています。しかし、課題が多く、未だ実用化に至っておりません。VR、ARが広まる中、ホログラフィの実用化が多いに期待されています。

 

本セミナーでは、ホログラフィの原理を基礎からわかりやすく解説します。そして、電子ホログラフィの実用化を妨げている課題について説明します。ホログラフィの応用例の一つとして、ホログラフィックプロジェクタを用いた三次元映像の空中ディスプレイ装置を紹介します。

 

◆習得できる知識

  • ホログラフィによる3Dディスプレイの基礎知識
  • 電子ホログラフィを用いた三次元映像技術と課題
  • 電子ホログラフィを用いた三次元映像技術の最新動向

 

◆受講対象

  • ホログラフィを用いた三次元映像技術にご関心をお持ちの方
  • GPUを用いたリアルタイム処理にご関心をお持ちの方
  • ホログラフィの応用・実用化・ビジネス展開にご関心をお持ちの方

 

◆必要な前提知識

  • 特に予備知識は必要ありません。基礎から解説します。

 

◆キーワード

ホログラフィ、ホログラム、三次元映像、3D、VR、AR、セミナー、講演

 

担当講師

高知大学 教育研究部 自然科学系理工学部門 教授 博士(工学) 髙田 直樹 氏

 

【ご専門】電子ホログラフィを用いた3Dディスプレイ,GPUコンピューティング

【略歴】
1996年4月~2001年6月 小山工業高等専門学校電子制御工学科 助手
2001年7月~2005年3月 理化学研究所ゲノム科学総合研究センター(GSC) 研究員
2005年4月~2010年3月 湘北短期大学 情報メディア学科 専任講師
2010年4月~2012年3月 湘北短期大学 情報メディア学科 准教授
2012年4月~2017年3月 高知大学教育研究部自然科学系理学部門 准教授
2017年4月~2018年3月 高知大学教育研究部自然科学系理学部門 教授
2018年4月~      高知大学教育研究部自然科学系理工学部門 教授 現在に至る

【受賞】
・第7回 (2016年度) ホログラフィック・ディスプレイ研究会 鈴木・岡田記念賞 技術部門賞
・International Conference of 3D Systems and Applications 2016 (3DSA 2016) Best Poster Awards
・3次元画像コンファレンス 2015, 2019 優秀論文賞

 

セミナープログラム(予定)

1. 三次元映像の基礎
1-1 単眼立体視
1-2 両眼立体視
1-3 実用化されている三次元映像技術
1-4 これまでの三次元映像の課題

 

2. ホログラフィとは?
2-1 ホログラムという言葉が使われているが、本来のホログラフィとは関係ない映像技術
2-2 ホログラフィによる三次元像とは?
2-3 ホログラムとホログラフィとは?
2-4 ホログラムに記録されているものは?
2-5 ホログラフィの原理(ホログラムへの記録と再生)
2-6 ホログラフィを電子化した究極の3Dディスプレイへの期待

 

3. 電子ホログラフィによる3Dディスプレイ
3-1 ホログラフィを電子化するには?
3-2 計算機合成ホログラム(CGH)とは?
3-3 再生する三次元像の点群モデル
3-4 何点でどのような三次元物体モデルを表現できるか?
3-5 点群3Dモデルから作成されたCGH
3-6 CGHの表示装置(透過型LCDパネル)
3-7 CGHの表示装置(デジタルマイクロミラーデバイス)
3-8 電子ホログラフィ装置の構成
3-9 電子ホログラフィ装置(透過型LCDパネル)
3-10 電子ホログラフィ装置(デジタルマイクロミラーデバイス)
3-11 実用化を妨げる2つの大きな課題

 

4. 電子ホログラフィを用いた三次元動画再生の研究紹介
4-1 なぜ、GPUで計算を高速化できるのか?
4-2 GPUを用いた高速CGH計算
4-3 複数のGPUを搭載したパソコンを複数台用いたリアルタイム三次元動画再生
4-4 膨大な物体点で構成された三次元映像の高精細化
4-5 カラー三次元映像のリアルタイム再生

 

5. 電子ホログラフィの応用例と最新の研究動向
5-1 三次元映像を投影するホログラフィックプロジェクタ
5-2 遠隔から三次元空間に自由に絵を描く装置
5-3 三次元像を空中に浮かばせることが可能な空中ディスプレイ装置
5-4 最新の研究動向

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

開催場所

未定

 

 

受講料

未定

 

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  • 資料付(PDFデータでの配布)
    ※紙媒体での配布はございません。
    ※資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

 

お申し込み方法

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