バイオプラスチックの初歩から応用、最新技術・将来展望【提携セミナー】

バイオマスプラスチック開発と環境負荷の低減

バイオプラスチックの初歩から応用、最新技術・将来展望【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/12/19(火) 13:00~16:30
担当講師

位地 正年 氏

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

定員 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
受講費 非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員: 38,500円 (本体価格:35,000円)

バイオプラスチックの初歩から応用、

最新技術・将来展望

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

◆セミナー趣旨

海洋汚染などのプラスチックの環境問題の顕在化から、バイオプラスチックへの関心が高まっている。本講師は、高機能なバイオプラスチックの研究開発と電子機器などの耐久製品への利用を世界に先駆けて進めてきた本材料の第一人者である。

 

本講座では、プラスチックの研究開発や様々な製品分野での利活用に携わっている若手からベテランの技術関係者を対象に、バイオプラスチックの本質的な理解とともに、各製品分野での利用推進に役立つ広範な知識の習得を目指している。このため、講演者は、これまでの研究発表や講演活動に基づいて、プラスチックの概論として、分子構造と物性等の基礎、環境問題と対策の概況(リサイクルなど)、さらに、バイオプラスチックの最新知識として、代表的な構造・物性・製造方法、市場動向と課題、研究開発の事例、そして、今後の展望について解説する。

 

◆習得できる知識

  • プラスチックの基礎
  • プラスチックの環境問題と対策の概要
  • バイオプラスチックの基礎から応用、最近の動向

 

◆受講対象

プラスチック関係のメーカー、ユーザー企業や商社に勤務する技術系の初級~中級者。

 

◆キーワード

バイオマス,生分解性,プラスチック,ポリマー,海洋,土壌,微生物,セミナー,講座,研修

 

担当講師

環境・バイオ・プラスチックリサーチ 代表 博士(工学) 位地 正年 氏

 

【専門】
高分子材料

【略歴】
・1981年 東京工業大学大学院修士課程 化学環境学専攻修了
(2002年、同大学から博士(工学)を取得)
・1981年~1990年
デンカ(株)に勤務し、エポキシ樹脂複合材などの開発・実用化に従事。
・1990年~2017年
日本電気(株)(NEC)、中央研究所に勤務し、研究部長、主席研究員を歴任。
電子機器用プラスチックの環境技術の研究チームを立ち上げ、リサイクル技術、
脱ハロゲン難燃性プラスチック、高機能バイオプラスチック(ポリ乳酸複合材、
セルロース樹脂系)の開発・実用化を推進。
(兼務:2014年~2017年 筑波大学大学院数理物質系 連携大学院教授)
・2018年~2020年
筑波大学 藻類バイオマス・エネルギーシステム開発研究センターに勤務し
(主幹研究員)、藻類を利用したバイオプラスチックの研究に従事。
・2020年
環境・バイオ・プラスチックリサーチを設立し現在に至る(技術コンサルティ
ングとセミナーや大学等での講演活動を実施中)。
(兼務:東洋大学・神奈川大学 非常勤講師、難燃材料研究会 理事など)

 

セミナープログラム(予定)

1.プラスチックの概論(基礎、環境対策などの概況)
1-1 定義、生産規模、課題
1-2 プラスチックの基礎、重要ポイント
・高分子の構造・形態による分類
・分子構造と重要物性(力学特性、耐熱性、溶融粘度)の関係
・製造方法
・代表的な添加剤の説明
1-3 環境問題と対策
・プラスチックの環境問題(海洋汚染など)と対策・規制状況
・廃プラスチックのリサイクルの現状・動向
・植物資源(バイオマス)として利用可能な種類と生産量

 

2.バイオプラスチックの最新知識
2-1 バイオプラスチックの概説
分類、利用価値、生分解性(海洋分解性)とそのメカニズムや評価方法
2-2 市場動向と課題
世界と日本での生産の現状、利用の違いと成長見通し、規制動向
2-3 主要なバイオプラスチックの解説(構造・製法、現状の生産規模、課題)
・ポリ乳酸
・バイオポリエステル(PET、PBS)
・バイオポリオレフィン(PET、PP)
・バイオポリアミド
・ポリヒドロキシアルカノエート(PHA)
・セルロース系樹脂
・デンプン変性樹脂
・ポリブチレンアジペートテレフタレート(PBAT)
2-4 研究開発事例
・高機能なポリ乳酸複合材の開発
(高耐熱、難燃、高伝熱などの機能性の実現、電子機器への利用)
・新セルロース系バイオマスプラスチックの開発
(新構造での物性向上、低CO2排出量の製造技術、
漆ブラック調の高装飾性や耐傷性の実現)
・藻類系バイオマスプラスチックの開発
(CO2排出量ゼロを目指した
藻類培養-有価物回収-合成までの一環生産プロセス)

 

3.まとめと今後の展望
・今後の利用展開への課題と展望
(プラスチックの循環型環境対策の中でのバイオプラスチックスの役割・方向性)

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年12月19日(火) 13:00~16:30

 

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

 

受講料

非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員: 38,500円 (本体価格:35,000円)

 

会員の方あるいは新規会員登録していただくと、下記の割引が適用されます。

  • 1名申込の場合、49,500円(税込)→38,500円(税込)
  • 2名同時申込の場合、合計99,000円(税込)→合計49,500円(税込)
    ※両名の会員登録が必要です。

 

※セミナー主催者の会員登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「R&D支援センター会員登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みから会員受講料が適用されます。

 

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すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。

 

LIVE配信のご案内

こちらをご参照ください

 

備考

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

 

  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

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