訴求と実感を連動させたヘアケア製品の開発と感性評価手法【提携セミナー】

訴求と実感を連動させたヘアケア製品の開発と感性評価手法【提携セミナー】

開催日時 2025/8/27(水)12:30~16:30
担当講師

川副 智行 氏

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

定員 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
受講費 非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)
・ヒトの感性評価のばらつきとは?

 

訴求と実感を連動させたヘアケア製品の開発と感性評価手法

 

☆豊富な企業経験を要する講師が、「毛髪」の構造やダメージ評価の観点からをわかりやすく解説!

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

◆セミナー趣旨

化粧品にとって使用実感と訴求が重要であることは言うまでもないが、消費者に支持される化粧品の開発では、魅力的な訴求を実現する成分や薬剤と、その訴求と連動する使用感を実現する処方設計を意識しなければならない。

 

例えば、スキンケアでの浸透感や透明感の訴求であれば、それらが実感できるような処方設計を、ヘアケアでのパサつき対応であれば、パサつき改善を訴求する成分と、パサつきの判断要因となる感触悪化と黄色化を軽減する処方設計を行う必要がある。
特にスキンケアにおける肌感覚に相当する実感がない毛髪では、指先での触感を意識した処方設計が大切となる。また、ヘアケア製品は店頭で試しにくい商材であることから、製品特長を示す魅力的な訴求も重要である。化粧品の効果効能の範疇内で魅力的な訴求やコンセプトを提示することが、消費者の購入前の期待に繋がり、実使用でその期待を超える実感を提供することで、消費者の愛着や定番化が得られると考えられる。

 

近年における化粧品に限らず様々な領域でみられる製品のコモディティ化や、定義があいまいなナチュラルが重視されるヘアケア市場からも、今後のヘアケア製品の企画立案や研究開発は難しい局面を迎えている。

 

そこで本講演では、処方開発、新原料開発、毛髪ダメージ研究、感性の定量化、機器開発、オープンイノベーションなど幅広い領域に携わった経験のある演者が考える、新しい訴求を実現する成分開発と評価法、触感の重要性と処方、外部連携のあり方などを、毛髪構造と絡めながら多面的に概説する。またイノベーションに直結するマインドセットとしてのアントレプレナーシップについても触れ、企業内で創造性と個性を発揮することが重要性や外部連携による開発推進のコツなどを合わせて例示する。

 

◆習得できる知識

〇 毛髪の構造
〇 毛髪ダメージの特徴
〇 毛髪の機器計測
〇 毛髪のダメージ評価法
〇 化粧品の訴求
〇 ヘアケア理論
〇 化粧品の感性評価
〇 ヒト感性の特性
〇 外部連携のコツ
〇 アントレプレナーシップ
〇 ユーザーエクスペリエンス
〇 イノベーション創出

 

◆キーワード

ヘアケア,化粧品,毛髪,処方,開発,設計,セミナー,研修,講習

 

担当講師

崇城大学 総合教育センター 教授 川副 智行 氏 【元(株)資生堂】

 

《専門》
アントレプレナーシップ,感性工学,毛髪科学

《略歴》
1993年3月 熊本大学大学院 理学研究科 生物学専攻修了
1993年4月 ㈱資生堂 入社 (リサーチセンター勤務)
2013年3月 学位取得
「ウェザリングと香粧品処理による毛髪劣化の解明と損傷評価技術に関する研究」
2020年4月 ㈱資生堂 退社
2020年5月 崇城大学 総合教育センター 教授 アントレプレナーシップ教育担当

 

セミナープログラム(予定)

1.イントロダクション

 

2.化粧品の訴求
2-1 化粧品効果効能と訴求
2-2 薬機法・景表法と訴求
2-3 訴求とデータ保証

 

3.毛髪の特徴
3-1 毛髪の構造
・ 毛髪キューティクルの特徴
・ 毛髪コルテックスの特徴
3-2 毛髪のダメージ
・ 毛髪キューティクルの変化
・ 毛髪コルテックスの変化
3-3 ヘアケアコンセプト
・ ダメージケア概念
・ ダメージレス概念
・ ダメージプロテクト概念
3-4 毛髪ダメージの計測
・ 毛髪の物理的変化
・ 毛髪の化学的変化

 

4.ヘアケア製品の原料開発
4-1 ヘアケア成分
・ 毛髪補修成分
・ 感触向上成分
4-2 ヘアスタイリング成分
4-3 新規成分に向けた着想

 

5.感性の評価手法
5-1 ヒトの感性
・ 感性評価のばらつき
・ ヒト感性の特徴
5-2 布触感の定量化
5-3 感性のモデル化
・ 肌触感のモデル化
・ 毛髪触感のモデル化

 

6.外部連携
6-1 大学との連携
6-2 評価機関との連携
6-3 他企業との連携

 

7.マインドセット
7-1 イノベーション
・ イノーションの重要性
・ イノベーションのジレンマ
・ ユーザーエクスペリエンス(UX)
7-2 アントレプレナーシップ
・ イノベーションの重要性
・ 発想法(フォアキャストとバックキャスト)
・ デザイン思考
・ 生成AIの活用

 

8.ヘアケア製品の未来像
8-1 ヘアスタイリング製品
8-2 ヘアケア製品

 

9.クロージング

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2025/8/27(水)12:30~16:30

 

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

 

受講料

非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)

 

会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から

  • 1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
  • 2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

 

※セミナー主催者の会員登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「R&D支援センター会員登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みから会員受講料が適用されます。

 

※R&D支援センターの会員登録とは?
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。

 

LIVE配信のご案内

こちらをご参照ください

 

備考

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

 

  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

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