陸上養殖技術の概要と実用化に欠かせない水処理技術(回転翼剪断式泡沫分離と好気脱窒)のポイント【提携セミナー】
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陸上養殖技術の概要と実用化に欠かせない水処理技術(回転翼剪断式泡沫分離と好気脱窒)のポイント【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2023/5/18(木)12:30-16:30 ※途中、小休憩を挟みます。 |
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担当講師 | 佐藤 順幸 氏 |
開催場所 | 【会場受講】[東京・京急蒲田]大田区産業プラザ(PiO)6階C会議室 |
定員 | - |
受講費 | 41,800円 |
・陸上養殖の設備メーカが登壇:培ってきた経験・知見を紹介!
・採算性の鍵:“水処理技術”については特に詳しく解説!
陸上養殖技術の概要と実用化に欠かせない
水処理技術(回転翼剪断式泡沫分離と好気脱窒)のポイント
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
講師より
「閉鎖循環式陸上養殖」はサステナブルな養殖技術として注目が高く、トラウトサーモンなどごく限られた魚種では実用化の段階に到達しています。しかし、多くの魚種でいまだ様々な問題を抱えており、実用化に向けた研究開発が各企業で行われています。
閉鎖循環方式による養殖を実現するには、種苗、飼育、水質、エネルギーなど解決しなくてはならない技術的課題が多岐にわたります。特にアワビは水質に敏感であり、また成長も遅く個体差が激しく、人気はあるが実現が難しい代表的な魚介類です。
本セミナーでは、「閉鎖循環式陸上養殖」の基礎事項を概説するとともに、水処理技術について必要不可欠な泡沫分離と硝化、生産性の鍵を握る好気脱窒、意外と知られていない重要技術である曝気・脱気について解説をします。アワビの養殖事例、収支(コスト)試算例をもとに、「閉鎖循環式陸上養殖」の魅力、現状の課題、事業化を実現するためのポイントを説明します。
◆受講対象者
- 「陸上養殖」を調査・研究している方
- 「陸上養殖」の実用化・黒字化を目指して取り組んでいる方
- 陸上養殖、特に閉鎖循環式陸上養殖において要となる水処理技術に興味・関心のある方
- 水処理関連技術に携わっている方 等
担当講師
(株)プレスカ 専務取締役 佐藤 順幸 先生
* 希望者は講師との名刺交換が可能です
東京水産大学(現東京海洋大学)修士課程終了後、水処理メーカーで水質・設備管理、浄化装置(炭酸ガス中和装置、油水分離装置等)及び養殖機器(泡沫分離装置、液体サイクロン等)の研究・開発に従事。
2008年、(株)プレスカ設立に参加し、魚介類蓄養・養殖設備に用いられる浄化機器(特に泡沫分離装置)、閉鎖循環式アワビ養殖システム、排水中和システムの設計、技術指導を行っている。今までに携わったことのある魚種・魚介類(研究・テストも含む)は、アワビ、ニジマス、ヒラメ、ドウマンガニ等、多岐にわたる。
セミナープログラム(予定)
1 陸上養殖について
1.1 陸上養殖の概要
1.2 閉鎖循環養殖の歴史
1.3 閉鎖循環養殖メリットと課題
・なぜ閉鎖循環式養殖が注目されるのか
・人気魚種と適した魚種
・閉鎖循環式養殖の課題
1.4 陸上養殖の四つの試み
・異業種大規模養殖の先駆け~斬新な企画は何故失敗したか~
・海洋深層水養殖~なぜ発展しなかったのか~
・産官学連携養殖プロジェクト~高校生の挑戦~
・冷凍コンテナを用いた養殖~どこでもできる手軽さ~
1.5 養殖を始める前に
・安定かつ優良な種苗の確保
・ダメージを与えない池入れ
・販路の確保
・出口戦略の構築
2 生産性を高める飼育技術
2.1 低塩分飼育
・金魚とスズメダイは同居できるか
・低塩分の何が魅力なのか
・塩分濃度はどのくらいが良いか
2.2 適正給餌と清掃
2.3 空間断熱
・断熱の有効性
・エアコンによる水温調整
3 閉鎖循環式養殖の水処理システム
3.1 浄化対象水質と浄化装置
3.2 ベストな水処理システムを構築するには
・ベース技術無くして応用技術は生きない
・経験ではなく設計の重要性
・設計上のポイント~機器性能及び負荷の把握~
・システムの構築
3.3 水処理における要素技術
3.3.1 泡沫分離システム標準装備までの道のり
・泡沫分離の歴史
・ドラムフィルターとの違いと間違った考え方
・基礎知識:原理、構造、機能
・性能の良い装置を見分けるためのポイント
・導入事例から見えてくる重要性
3.3.2 ベース技術:硝化(生物ろ過)
・硝化の基礎知識
・処理方式とろ材
・飼育水槽の大きさだけでは設計できない
・ろ材熟成の重要性と注意点
3.3.3 脱窒:なぜ今、注目されているのか
・実は魚介類にとって硝酸は毒
・成長が命運を握る閉鎖循環養殖では必須
・窒素除去装置の基礎知識
・好気脱窒の有効性現在最も注目されている最先端技術
3.3.4 ガス交換:ほとんど知られていない重要技術
3.3.4.1 酸素供給
・各種ファインバブ発生器
・導入における注意事項~細かいだけが評価基準か?~
・ファインバブルを用いた純酸素による酸素供給の問題点
3.3.4.2 脱気
・炭酸ガス除去・窒素ガス除去
3.3.5 その他の技術~さらなる効率を目指すには~
・殺菌、難分解性有機物除去、pH調整
・ITの必要性と現状
4 閉鎖循環式養殖の採算性~アワビを例に~
4.1 閉鎖循環式養殖は儲かるか
・コスト試算
・イニシャルコスト、生産原価から見える問題点
4.2 採算のとれる養殖にするためには
・採算性を改善するための有効なポイント
・廃校舎等の遊休建屋の活用
・ブランディング、6次産業化
・新たな養殖種の開拓:ドウマンガニのソフトシェルクラブ
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023年5月18日(木) 12:30-16:30 ※途中、小休憩を挟みます。
開催場所
【会場受講】[東京・京急蒲田]大田区産業プラザ(PiO)6階C会議室
受講料
1名41,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
*PC実習講座を除きます。
お申し込み方法
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