信号処理と連携したCMOSイメージセンサの設計と応用【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 香川 景一郎 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
〇CMOSイメージセンサで考慮すべきノイズをモデル化し,
信号処理を含めたイメージングシステムの性能を定量評価する方法を紹介!
信号処理と連携したCMOSイメージセンサの設計と応用
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
光子計数イメージセンサ,LiDARイメージセンサなどが広く使われるようになるにつれ,ますます信号処理とCMOSイメージセンサの連携が重要になってきている.本講座では,CMOSイメージセンサで考慮すべきノイズをモデル化し,信号処理を含めたイメージングシステムの性能を定量評価する方法を紹介する.また,パターン投影をともなうアクティブイメージングについて紹介し,高フレームレートグローバルシャッタCMOSイメージセンサとマルチタップCMOSイメージセンサの活用法について説明する.また,最近注目されているLiDARイメージセンサとして,直接法と間接法の違い,特徴,利点・欠点を明らかにした後,圧縮センシングを適用した専用CMOSイメージセンサにより,間接法と直接法の両方の良い点を取り込んだ疑似直接法について原理と実証を紹介する.
◆受講後、習得できること
- CMOSイメージセンサで発生するノイズと,それらを考慮したシミュレーション方法
- パターン投影を利用した定量的な生体イメージング手法
- LiDARイメージセンサの各種方式
- 圧縮センシングを用いて信号圧縮する新しいLiDARイメージセンサの原理と実装
◆受講対象者
- CMOSイメージセンサで考慮すべきノイズの発生要因,モデル化,シミュレーションについて知りたい方
- 間接法ToFに基づくLiDARイメージセンサに用いられているマルチタップ電荷変調器について知りたい方
- 最近のグローバルシャッタイメージセンサとプロジェクタなどの光源を同期させてイメージングしたいと考えている方
- アクティブイメージングによる生体の定量イメージングに興味がある方
- 最近のLiDARイメージセンサと圧縮センシングを用いた新しい方式に興味がある方
- 本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
◆必要な予備知識など
- 香川景一郎,「ニュウモンコンピュテーショナルCMOSイメージセンサ」,コンピュータビジョン最前線 Summer 2022,共立出版
◆講演中のキーワード
CMOSイメージセンサ
ノイズモデリング
マルチタップ電荷変調器
アクティブイメージング
定量生体計測
圧縮センシング
LiDAR
ToF
担当講師
静岡大学 電子工学研究所 教授 香川 景一郎 先生
■ご略歴:
2001年から2007年まで奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科・助手.網膜下埋込型人工視覚デバイス,低電圧低消費電力CMOSイメージセンサ,空間光通信CMOSイメージセンサなどを開発.2011年まで大阪大学 大学院情報科学研究科・特任准教授として,小型複眼カメラの応用を研究.現在,静岡大学 電子工学研究所・教授.生体定量イメージング向け時間分解CMOSイメージセンサ,時間圧縮を行うコンピュテーショナルCMOSイメージセンサなどを開発している.
■ご専門および得意な分野・研究:
CMOSイメージセンサ,コンピュテーショナルフォトグラフィ,生体イメージング
■本テーマ関連学協会でのご活動:
日本光学会情報フォトニクス研究グループにおいて+CMOSワーキンググループを主催し,映像情報メディア学会情報センシング専門委員会と連携して,CMOSイメージセンサ・光学,フォトニクス・画像処理を融合したイメージング技術の開発と普及を推進しています.2年に1回,イメージセンサとイメージングシステムに関する国際会議International Workshop on Image Sensors and Imaging Systems (IWISS)を開催しています.
セミナープログラム(予定)
1. CMOSイメージセンサのノイズを考慮したモデリングとシミュレーション
1) CMOSイメージセンサにおけるノイズ源
2) 光子計数CMOSイメージセンサとRTSノイズ
3) マルチアパーチャ光学系と確率的手法によるRTSノイズの低減
2. 機能的な画素:マルチタップ電荷変調器
1) マルチタップ電荷変調器の機能
2) 様々なマルチタップ電荷変調器
3) マルチタップ電荷変調器の応用
3. アクティブイメージングとパターン投影を用いた定量生体イメージング
1) アクティブイメージング
2) 空間周波数領域イメージングによる散乱・吸収の定量イメージング
3) ストライプ光投影による静脈パターンイメージング
4) マルチタップ電荷変調器を用いた環境光と被写体ブレに強いアクティブイメージング
5) 生体色素を吸収スペクトル
6) 生体の多層モデルによる表現
7) マルチタップ電荷変調器を用いた多波長空間周波数領域イメージングとヘモグロビンの定量イメージング
4. LiDARイメージセンサ
1) LiDARイメージセンサ:ToFによる距離計測の原理
2) 直接法と間接法ToFイメージセンサ
3) マルチパスが距離計測に与える影響
4) 符号化露光と圧縮センシング
5) マルチタップ電荷変調器による電荷領域圧縮センシング
6) 疑似直接法ToFイメージセンサと信号処理
7) ノイズを考慮した疑似直接法ToFイメージセンサと信号処理のシミュレーション
8) 疑似直接法ToFイメージセンサの試作とデモ
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料は、印刷物を郵送もしくはメール送付のどちらかを検討中です。
お申込については4営業日前までのお申込みを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキストが郵送となった場合、資料の到着がセミナー後になる可能性がございます。
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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