経済性を考慮した「開発時の安全係数」と「量産展開時の規格値」の論理的決定法《損失関数の基礎と応用》
2024/5/23(木) 10:00~17:00
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03-6206-4966
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 福井 郁磨 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
・品質管理を担う貴方に捧ぐ!
・年間受講者数は1000名超:企業での実務経験豊富な講師がノウハウを伝授!
【PC演習付き】
【自社課題検討に転用可能なテンプレート提供】
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
■本セミナーのポイント
製造業では、市場での事故や問題発生を防ぐために、製品に対して開発・設計時に安全係数を設定し製品仕様に余裕を持たせ、量産展開時には不良品判定を行う規格値管理(閾値判定)を行い、良品のみを出荷しています。
しかし、それでも製品が市場で事故や問題を起こす場合があります。また、生産で不良率を管理し、トラブル時は規格値・公差を厳しく設定しなおしても、市場クレームが減らず、コストのみが増大することも多々あります。
このような場合、安全係数や規格値に対する根本的な考え方に誤りがあるケースがほとんどです。
開発・設計時の安全係数、量産展開時の規格値を決定する際、何を根拠に決定しているでしょうか?また、その安全係数、規格値は顧客満足を高め、同時に企業の経済性を考慮した決定でしょうか?
本講座では、安全係数(安全率)・規格値(閾値、公差、許容差)の合理的な決定方法を求めている方、市場クレームが減らないという課題をお持ちの方、かけたコストに見合った生産品質改善が得られているかを明確にしたい方々に、経済性を根拠に合理的に安全係数(安全率)、規格値(閾値、公差、許容差)を決定する方法である『損失関数(JIS Z 8403) 』について、詳細に解説いたします。
加えて、事例演習を行い、実践的な安全係数と規格値(閾値、公差、許容差)の計算方法を身に付けていただきます。
本講座で解説する手法を使うことで、勘コツ経験から脱却し、品質とコストのバランスが取れた安全係数と規格値を合理的に決定することが可能になります。
▼演習に必要なPC環境
○オンラインセミナーにおけるパソコン環境推奨
下記のように、パソコン環境を準備すると受講しやすくなります。
上記環境をご準備できない場合でも、多少煩雑にはなりますが、
演習中に各ソフトウェアを切り替えていただくことで受講いただけます。
◆受講後、習得できること
◆受講対象者
※損失関数、安全係数、許容差、工程能力指数に関する予備知識は必要ありません。
※技術コンサルタントの方や、講師業の方は、受講をご遠慮ください。
▼好評の声、続々!(同講師セミナー受講者アンケートより)
「今までは時間がかなり無駄だったことに気づきました。これからは合理的に業務を進められそうです」(研究開発)
「規格制定時の安全率の考え方を学びたくて受講しました。非常に有益でした」(設計)
「福井先生の別のセミナーを受講し、その必要性から本セミナーを受講してみました。大変勉強になりました」(品質管理)
「ここまで実践的なセミナーを受けたことがありませんでした。実務で即使えそうです」(研究開発)
「やはり現場をよく知っている講師の話は納得しやすいです。本日はありがとうございました」(製造管理)
「細かな質問にも丁寧に回答頂きありがとうございました」(設計)
◆印刷配布資料について
■キーワード
損失関数 JIS Z 8403(製品の品質特性-規格値の決め方通則) 不良率 工程能力指数 品質工学(タグチメソッド) 安全係数(安全率) 閾値(許容差 公差 規格) 品質 コストダウン
MOSHIMO研 代表 福井 郁磨 先生
(元オムロン(株)、元パナソニック(株)、元東レ(株)、元LG Electronics Japan Lab(株))
1993年4月~ オムロン(株):電子部品の原理開発、加工技術開発、ロボットの研究開発、人の聴感判定を機械化した検査装置開発などに従事
2006年6月~ パナソニック(株):生活家電の要素技術、製品開発などに従事。
2007年11月~ 東レ(株):液晶ディスプレイなどの微細加工技術開発などに従事
2010年4月~ LG Electronics Japan Lab(株):関西の新規研究所設立責任者、洗濯機チームリーダー、オープンイノベーション室長を歴任
2015年5月~ MOSHIMO研:製造業支援、開発コンサルティング、生活関連用品などの研究開発に従事
※人工知能応用技術、実験計画法、品質工学に関して、電子部品・ロボット・加工技術・検査技術・生活家電などの分野で、約28年の経験を持つ。
1. 品質工学概要
1) 品質工学とは
2) 損失関数の位置づけ
2. 安全係数、閾値の概要
1) 安全係数(安全率)、閾値(許容差、公差、工場規格)の関係
2) 機能限界の考え方
3) 基本計算式
4) 損失関数の考え方(数式の導出)
3. 不良率と工程能力指数と損失関数の関係
1) 不良率の問題点
2) 工程能力指数とは
3) 工程能力指数の問題点
4) 工程能力指数を金額換算する損失関数とは
5) 生産工程改善の費用対効果検討方法
4. 安全係数(安全率)の決定方法
1) 不適正な安全係数の製品による事故ケーススタディ
2) 適切な安全係数の算出
3) 安全係数が大きくなる場合の対策(安全設計の有無による安全係数の差異)
5. 閾値(許容差)の決定方法ケーススタディ
1) 目標値からのズレが市場でトラブルを起こす製品の閾値決定
2) 騒音、振動、有毒成分など、できるだけ無くしたい有害品質の閾値決定
3) 無限大が理想的な場合(で目標値が決められない場合)の閾値決定
4) 応用:部品やモジュールなどの閾値決定
5) 参考:製品、部品の劣化を考慮した初期値決定と閾値決定
6) 事例演習
6. 全体質疑応答
※受講者の習熟度を踏まえ、説明の順序を入れ替える場合があります。
未定
未定
未定
配布資料・講師への質問等について
●配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
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