スプレードライヤ(噴霧乾燥機)の基礎原理と目的に応じた上手な運転操作方法【提携セミナー】
生産/製造/加工技術 生産技術・品質保証 設備導入・保守 専門技術・ノウハウ 実務スキル
スプレードライヤ(噴霧乾燥機)の基礎原理と目的に応じた上手な運転操作方法【提携セミナー】
開催日時 | 2025/1/29(水) 10:30-16:30 ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。 |
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担当講師 | 根本 源太郎 氏 |
開催場所 | 【会場受講】[東京・大井町]きゅりあん4階研修室 |
定員 | - |
受講費 | 47,300円(税込(消費税10%)、資料付) |
・スプレードライヤの特徴から運転操作・スケールアップの考え方まで!
・対象物ごとの微粒化方式、最適な装置・方法を学べる!
スプレードライヤ(噴霧乾燥機)の基礎原理と
目的に応じた上手な運転操作方法
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
スプレードライヤの特色や基本原理に重点を置いて解説します。希望する製品を生産するためにはスプレードライヤについて理解を深めることが重要です。特に微粒化方式(各種ノズル、各種ディスク)についてはそれぞれ特色があり、対象物による最適な装置や方法について概説します。さらにスプレードライヤの基本原理を元に、スケールアップの考え方についての考え方や、スプレードライにおける応用・関連技術について実例を交えて解説します。
◆受講後、習得できること
- スプレードライヤの基本的原理、仕組み
- スプレードライヤを構成する機器・各部位の特徴と目的に応じた機器・方式の選定
- 運転トラブルへの対処方法、スケールアップの指針
◆受講対象者
- スプレードライヤを使っている方
- これから自身の研究や製造に使おうとしている方
※工業材料から食品・バイオ関連まで、製造したい対象物は不問です。
▽好評の声、続々!*過去の同講師セミナー受講者の声(アンケートより)
「実務に有益な情報が多く非常に有益でした。ありがとうございました」(触媒の製造・探索)
「希少で貴重なご講演、ありがとうございます」(熱関連研究開発)
「トラブル対策が特に勉強になりました」(品質と製造の管理)
「特にスケールアップに興味を惹かれました。有益でした。ありがとうございました」(研究開発)
担当講師
大川原化工機(株) 開発部長 根本 源太郎 氏
* 希望者は講師との名刺交換が可能です
1996年 大川原化工機入社 営業試験部門に配属
1997年~ 排ガス冷却塔の開発・設計
2005年~ 過熱水蒸気乾燥装置、噴霧熱分解装置、ハイパルコン等の開発・設計
・専門:粉体工学、化学工学、スプレードライヤおよび関連装置の開発
・学協会活動:一般社団法人日本粉体工業技術協会 「粉体技術」編集委員/乾燥 分科会 幹事
一般社団法人粉体工学会 機械的単位操作に関する産学連携研究会 代表幹事/ 評議員
セミナープログラム(予定)
1.噴霧乾燥の基本原理
1-1. スプレードライヤの概要
・スプレードライヤの適用分野
・乾燥と造粒のメカニズム
・スプレードライの工程
・スプレードライヤの特長
・スプレードライヤを用いた粉体製造のメリット
1-2. スプレードライヤによって製造できる各種製品
・各種製品例:セラミックス、化成品、漢方薬、粉末調味料
・各種粉体の顕微鏡写真
1-3. 微粒化の重要性と利点
1-4. スプレードライヤの乾燥原理
1-5. スプレードライ粒子の乾燥過程
・恒率乾燥と減率乾燥
2.スプレードライヤの微粒化機器
2-1. 微粒化機器の特長と選定方法
・微粒化装置(アトマイザ)の各種方式とその比較
・各種微粒化装置の処理量VS粒子径
2-2. 回転円盤の基本的な仕組み
・各種噴霧微粒化ディスクの特長
2-3. 圧力ノズルの基本的な仕組み
・圧力ノズルの微粒化機構
2-4. 二流体ノズルの基本的な仕組み
・二流体ノズルの構造、特長・留意点
2-5. その他の微粒化機器
2-5-1. 加圧二流体ノズル
・加圧二流体ノズルのねらい
・加圧二流体ノズルの噴霧特性の例
2-5-2. RJノズル、TJノズル
・ツインジェットノズルの特長
・ツインジェットノズルの構造、微粒化機構
3.スプレードライヤの設計計画
3-1. スプレードライヤの熱収支及び物質収支計算
3-2. スプレードライヤ本体・付帯設備の検討
・乾燥室形状、大きさの決め方についての基本的な考え方
・並流式
・ノズル式:向流型
・ノズル式:並向流(混合流)型
・各種製品物性と熱風接触・噴霧方式の関係
・安定的に製品を回収するための付帯設備
3-3. 乾燥テストとその評価
・乾燥テストとその評価方法の基本的な考え方
・最適条件の選定、選択ポイント、留意点
・それぞれの監視項目について
4.スプレードライヤの運転操作と製品の作り込み
・乾燥条件と製品に与える影響 ―入口、出口温度と風の流れ―
・噴霧乾燥による液滴の形状変化
・一般的な粉体の性状について
4-1. 製品粒子径のコントロール
4-1-1. 回転円盤の場合
・製品粒子径のコントロール指針と留意点
4-1-2. 加圧ノズルの場合
・製品粒子径のコントロール指針と留意点
4-1-3. 二流体ノズルの場合
・製品粒子径のコントロール指針と留意点
4-2. 製品水分のコントロール
・製品水分のコントロール指針と留意点
4-3. 製品の嵩密度のコントロール
・製品嵩密度のコントロール指針と留意点
・(補足)原液処理量のコントロール指針と留意点
4-4. スプレードライヤによる造粒のメカニズム
・微粒化装置の違いによるセラミックス粒子への影響
4-5. トラブル対策
・様々なトラブルの推定原因
・乾燥が難しいサンプルについての対処例
4-6. 装置運転・製品評価についての注意点
・サイクロンの回収率について
・製品の評価方法について
・噴霧乾燥可能かどうかの簡易的な判断方法
5.スプレードライヤのスケールアップ
5-1. スプレードライヤにおけるスケールアップの考え方
5-2. 回転円盤方式におけるスケールアップ、留意点
・乾燥室のサイジング
5-3. 噴霧ノズル方式におけるスケールアップ、留意点
6.スプレードライヤにおける最近の話題
6-1. 流動造粒スプレードライヤ :その原理と活用例
6-2. クローズドシステムスプレードライヤ :その原理と活用例
6-3. スプレーバッグドライヤ :その原理と活用例
6-4. マイクロカプセルの作製方法と製品例
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2025年1月29日(水) 10:30-16:30 ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。
開催場所
【会場受講】[東京・大井町]きゅりあん4階研修室
受講料
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
※会場での昼食の提供サービスは中止しております。
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
備考
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
*PC実習講座を除きます。
お申し込み方法
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