押出機内の樹脂挙動および溶融混練の基礎と最適化 (R&D)【提携セミナー】
プラスチック加工・成形 生産技術・品質保証 専門技術・ノウハウ
押出機内の樹脂挙動および溶融混練の基礎と最適化 (R&D)【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2024/4/26(金) 10:30~16:30 |
---|---|
担当講師 | 梶原 稔尚 氏 |
開催場所 | 【会場受講】江東区産業会館 第2会議室 |
定員 | 20名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。 |
受講費 | 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円) 会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) |
押出機内の樹脂挙動および溶融混練の基礎と最適化
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
二軸押出機・混練機やミキシングエレメントを有する単軸押出機を用いて高分子材料の混練がなされている。
押出・混練過程でのトラブル回避や,装置・プロセス設計の最適化のためには,まず装置内で何が起きているのかを把握することが最も重要である。そのために,材料挙動の可視化やシミュレーション技術が利用され効果を上げているが,技術者が押出・混練機内の材料挙動に関する基本的な理屈(ノウハウではなく)を理解しておくことが,検討結果を実効的に成果へ結びつける最も確実な方法である。
本講では,固体輸送,溶融,溶融体輸送と混練に関して基礎理論をわかりやすく解説するとともに,それに基づく実験およびシミュレーションを用いた混練評価およびスケールアップについて現状と課題を概説する。
担当講師
九州大学 大学院 工学研究院 化学工学部門 教授 工学博士
梶原 稔尚 氏
セミナープログラム(予定)
1.背景
1.1 押出機・混練機の概要と特徴
2.実験による可視化・計測
2.1 既往の可視化・計測の例
2.2 最近の可視化・計測の研究例
2.3 各種実験の利点と問題点
3.固体輸送メカニズム
3.1 輸送メカニズムと不良現象
4.溶融部における高分子材料の溶融メカニズム
4.1 溶融プロセスの可視化
4.2 溶融理論
4.3 溶融不良への対応
4.4 溶融部での構造形成
5.溶融混練部の輸送・混練メカニズム
5.1 分配混合と分散混合
5.2 伸長流動の重要性
5.3 ポリマーブレンド・コンポジットの混練理論
5.4 押出機・混練機と溶融混練理論の関係
6.単軸スクリュ押出機内の溶融混練
6.1 溶融混練理論とミキシングスクリュの関係
7.二軸スクリュ押出機内の溶融混練
7.1 溶融混練理論と二軸スクリュ押出機の関係
7.2 溶融混練に付随する問題と対策
8.二軸スクリュ押出機内の脱揮
8.1 脱揮の種類とメカニズム
8.2 脱揮のシミュレーション
9.計算機シミュレーションによる材料挙動の予測
9.1 計算機シミュレーションの利点と問題点
9.2 固体輸送部のシミュレーション
9.3 溶融部のシミュレーション
9.4 溶融体輸送部のシミュレーション
10.シミュレーションによる溶融混練評価
10.1 分配混合指標とその考え方
10.2 分散混合指標とその考え方
10.3 各種評価指標を用いた研究例
10.4 検証実験の難しさ
11.スケールアップとシミュレーション
11.1 スケールアップの一般論
11.2 シミュレーションによるスケールアップの研究例
12.今後の課題
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2024年4月26日(金) 10:30~16:30
開催場所
【会場受講】江東区産業会館 第2会議室
受講料
非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
★3名以上同時申込は1名につき27,500円(税込)です。
※セミナー主催者の会員登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「R&D支援センター会員登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みから会員受講料が適用されます。
※R&D支援センターの会員登録とは?
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
備考
- 資料付
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。