移動通信に用いられるアンテナの基礎技術【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 長 敬三 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
移動通信に用いられるアンテナの基礎技術
★移動通信用のアンテナがどのような観点で設計されているか,
またアンテナの基本技術がどのように適用されているのかを理解できる.
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
本セミナーでは,始めにアンテナからの電磁波の放射の基礎概念となっているMaxwellの方程式の意味について説明します.またアンテナの性能は,アンテナに流れる電流で評価することが多いですが,電流とアンテナ特性がどのように関連付けられるのかを説明します.更に基地局アンテナや最近の高周波数帯用端末アンテナでも必要となるアレーアンテナの考え方について,直線アレーアンテナを例に説明します.
その後,移動通信用の基地局アンテナ,端末アンテナに着目し,それぞれのアンテナにどのような要求条件があるのかについて説明するとともに,具体的な実現例を紹介します.
またアンテナの性能評価法についても紹介します.特に端末用アンテナの評価方法は,通常のアンテナの性能評価と方法が異なるため,考え方について説明いたします.
最後に,本セミナーへの要望が多かったということで,アンテナの自動設計技術についても簡単に紹介いたします.
本セミナーで,移動通信用のアンテナ実現の裏にある設計思想に触れていただき,今後アンテナを研究開発していく上での一助になれば幸いです.
◆習得できる知識
移動通信用のアンテナが,どのような観点で設計されているか,またアンテナの基本技術がどのように適用されているのかを理解できる.
◆受講対象
移動通信用アンテナの業務に携わる若手技術者や新人の方
◆必要な前提知識
特に予備知識は必要ありませんが,アンテナ工学や移動通信システムの知識があると,より理解が深まると思います.
◆キーワード
アンテナ設計,自動設計,広帯域化,マルチバンド化,小型化,評価方法,セミナー
担当講師
千葉工業大学
工学部 情報通信システム工学科
教授 長 敬三氏
<ご専門>
移動通信用アンテナ
<ご略歴>
1988年 東京工業大学大学院修士課程修了,2002年 博士(工学:東京工業大学)
1988年 日本電信電話株式会社入社.
ポケットベル用アンテナ,PHS用基地局アンテナ,スマートアンテナの研究開発に従事.
2003年 NTTドコモへ転籍.HSPAおよびLTE用の基地局・端末アンテナの研究開発に従事.
2012年 千葉工業大学へ教授として着任.現職に至る.
現在,周波数選択性反射板やメタマテリアルの移動通信用アンテナへの応用,THz合成開口アレーを用いた位置推定,THz電波伝搬等の研究に従事.
これまで,電子情報通信学会通信ソサイエティ英文論文誌編集委員長(2022-2024),アンテナ・伝播研究専門委員会委員長(2015-2017),IEEE AP-S Japan Chapter Chair(2011-2012)等を歴任.
電子情報通信学会 フェロー,IEEE Senior member.
セミナープログラム(予定)
1.アンテナの基礎
1.1 Maxwellの方程式
1.2 ベクトルポテンシャル
1.3 微小ダイポールからの放射
1.4 アレーアンテナ
2.移動通信に用いられるアンテナ
2.1 基地局アンテナ
2.1.1 基地局用アンテナに求められる性能
2.1.2 代表的なアンテナ素子
2.1.2.1 反射板付きダイポール
2.1.2.2 MSA
2.1.3 ビームチルト・指向性成形
2.1.4 広帯域化・マルチバンド化技術
2.2 端末アンテナ
2.2.1 端末用アンテナに求められる性能
2.2.2 代表的なアンテナの小型化手法
2.2.3 広帯域化・マルチバンド化
2.2.4 端末アンテナの構成例
3.アンテナの評価方法
3.1 入力特性の測定
3.2 放射特性・利得の測定
3.3 PIMの測定
4.自動設計法
4.1 パラメータスイープ
4.2 GA・PSA
4.3 機械学習
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
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