エマルションの安定性の決定要因と評価法に関する基礎から最新動向まで【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 松宮 健太郎 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
●初めにエマルションの基礎を解説します。
●分離に至るまでの主要なメカニズムを解説。
それぞれの進行度合いや強度を数値的に評価する技術を紹介。
●また、乳化研究に関する最新の研究動向についても紹介します。
エマルションの安定性の決定要因と
評価法に関する基礎から最新動向まで
≪食品分野における製造ノウハウとトラブル対策≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
我々が普段摂取する食品は、通常単一成分からなることはなく、本質的には混ざり合わない物質同士が何らかの形で混在した状態にあることがほとんどである。このような状態を一般的に分散系(dispersion)といい、泡沫系や乳化系などを広く含む概念である。本セミナーで取り上げる乳化系(emulsion)は混ざり合わないものの主体が液体からなることが特徴であり、食品分野だけにとどまらず、医薬品や香粧品においても重要な系であるとともに、分散系に共通する普遍的な規則を学習するのには最適な系である。
本セミナーでは初めにエマルションの基礎を概説する。作出された乳化系は熱力学的には不安定なことから、混ざり合う前の2種類の液体に分離する。この分離に至るまでの主要なメカニズムを解説して、それぞれの進行度合いや強度を数値的に評価する技術を紹介する。また、乳化研究に関する最新の研究動向についても紹介する。
◆受講後、習得できること
乳化・泡沫系の基礎知識、乳化食品の製造のノウハウ、乳化食品のトラブル対処法など
◆受講対象者
- 企業で食品を中心とする乳化系製品の開発に携わる技術者
- 大学等で乳化系を基礎的に扱う研究者
◆必要な予備知識など
- 界面科学
- 物理化学
◆講演中のキーワード
乳化系、分散、乳化剤、タンパク質、安定性、食品
担当講師
国立大学法人京都大学 大学院
農学研究科農産製造学分野
准教授 松宮 健太郎 先生
* 希望者は講師との名刺交換が可能です
■略歴:
2009年4月 京都大学大学院農学研究科農学専攻 助教
2014年3月 英国リーズ大学客員研究員(兼任・1 年間)
2021年9月 京都大学大学院農学研究科食品生物科学専攻 准教授
■専門および得意な分野・研究:
食品コロイド科学、食品構造学
■本テーマ関連学協会での活動:
日本食品科学工学会、日本農芸化学会
セミナープログラム(予定)
1.エマルションの基礎知識
1-1.定義・構造・分類
1-2.調製方法・作製効率
1-3.乳化能の解析
1-4.乳化剤の競合吸着
2.乳化安定性
2-1.乳化安定性:熱力学的安定と速度論的安定
2-2.不安定化のメカニズム
2-3.品質向上への方向性
2-4.安定性の決定要因と評価法
①クリーミング
②凝集
③合一
④オストワルト成長
3.最新の研究動向
3-1.固体微粒子による乳化
3-2.複合体による乳化
3-3.ミクロゲルによる乳化
4.ケーススタディ(研究事例
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
*PC実習講座を除きます。
お申し込み方法
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