大容量・超小型・高耐圧化積層セラミックスコンデンサ(MLCC)の現状と最新動向【提携セミナー】

積層セラミックスコンデンサ

大容量・超小型・高耐圧化積層セラミックスコンデンサ(MLCC)の現状と最新動向【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/6/22(木) 10:30-16:30
担当講師

山本 孝 氏

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

定員 -
受講費 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:47,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:52,800円
MLCCの材料技術から高積層技術、高信頼性技術まで最新動向を詳しく解説します!

 

大容量・超小型・高耐圧化積層セラミックスコンデンサ(MLCC)

現状最新動向

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

積層セラミックスコンデンサ-(MLCC)は小型・高性能・省電力化が進んだ電子機器で多数使用されている.特に、Ni内電MLCCはNi金属の低コスト化を特徴にして大容量・小型化が急激に進んだ。チップサイズは年々小型化し0201タイプ (0.2×0.1mm) の実用化も始まっている.多分,このサイズで小型化の進展は止まるであろう.

 

一方、近い将来、5G/beyond5G および6Gにおいても高周波数利用のMLCCは更に必要とされる。

 

また、自動車の将来技術 “CASE=自動運転・コネクテッド・シェアリングそして電動化”の中の”E=電動化”に代表されるパワートレインに使用される車載用MLCCには高電圧対応・高温対応であるU2J,COG(NP0)規格のMLCCの需要が急増している。

 

当講座ではNi内電MLCCの材料から始まって、これらの高積層技術、高信頼性技術と更に将来展望まで幅広く、かつ詳細に解説を行なう。

 

◆受講後、習得できること

  • 何故,日本メーカは強いのか
  • 積層コンデンサ-(MLCC)材料の基礎から応用
  • 原料からMLCC積層体
  • 内部電極
  • MLCCの高積層・高容量の技術
  • 積層の技術、その問題
  • MLCCの信頼性技術

 

担当講師

防衛大学 名誉教授 工学博士 山本 孝 氏

 

(兼 大阪府立大学 客員教授)

 

セミナープログラム(予定)

1)MLCC世界ランキングと市場、何故,日本のMLCC企業は強いのか

 

2)MLCCのサイズの変遷,MLCC事情、スマートホン・自動車に搭載される電子部品数

 

3)MLCCをLCR等価回路で考えると、車のEV化に向けて低ESLコンデンサの利用

 

4)MLCCの小型・大容量化の展開の歴史から現状

 

5)材料から見たBaTiO3+希土類+アクセプタ+固溶制御材+焼結助剤の歴史

 

6)EV用MLCCとしてU2J,COG(NP0)特性のCu内電MLCC

 

7)MLCCの小型化、容量密度の進化、誘電体層薄層化の進化

 

8)Ni-MLCCの製造プロセス、グリーンシートの技術動向

 

9)MLCCの進展方向、小型化、大容量、高信頼性、自動車用コンデンサの要求性能

 

10)Ni-MLCCの製造プロセス、グリーンシートの技術動向

 

11)高信頼性MLCCに必要なこと、微小粒径、コア・シェル構造の利点

 

12)薄膜用MLCCに求められる特性、水熱BaTiO3、修酸法BaTiO3

 

13)固相法によるBaTiO3の微細化の技術

 

14)固相反応によるBaTiO3 の反応メカニズム

 

15)水蒸気固相反応法、BaTiO3の低温反応、水で加速する室温固相反応(BaTiO3)

 

16)粉砕と分散とは、メデイアのサイズ、メデイアの材質

 

17)X8R規格のMLCC(Ba,Ca,Sn)TiO3の特性評価、Caの役割、Snの役割、応力印加効果

 

18)電圧印加で容量が増加するMLCCとは,、PZT薄膜のキュリー点が600℃???

 

19)高積層・高容量MLCCのためのNi内部電極用Ni微粒子、供材

 

20)2段焼成法のNi内部電極の効果,カバーレッジの向上

 

21)Ni内部電極の成形メカニズム(膜断面の観察)

 

22)Ni内部電極の連続性(カバーレッジ)向上のメカニズム

 

23)Ni電極向上のために(Ni微粒子径、粒度分布、供材添加)

 

24)Ni電極の将来ヒアリング結果

 

25)プラズマ法微粒子の特徴

 

26)Ni電極の連続性改善添加効果(Ni-Cr, Ni-Sn)

 

27)Ni電極印刷法の進展(グラビア印刷)

 

28)CGO,NP0特性のCu内電MLCC

 

29)MLCC外部電極(高温対応)

 

30)MLCC外部電極の劣化(応力)

 

31)MLCCの信頼性I KFM法, MLCCの信頼性II E-J評価

 

32)絶縁劣化メカニズム

 

33)MLCCの信頼性 KFM法 E-J評価 ラマン法による酸素欠陥評価

 

34)MLCCの信頼性 微細構造からみた信頼性向上

 

35)最近のMLCC研究動向

 

<質疑応答>

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年6月22日(木) 10:30-16:30

 

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

 

受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

 

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

●録音・録画行為は固くお断り致します。

 

配布資料

※配布資料・講師への質問等について

●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
 (開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)

 

備考

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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