循環式陸上養殖セミナー《要素技術の基礎からシステム構築と仕様検討、飼育事例、コストの考え方まで》【提携セミナー】

陸上養殖ビジネスのすすめ方と注意点

循環式陸上養殖セミナー《要素技術の基礎からシステム構築と仕様検討、飼育事例、コストの考え方まで》【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2024/6/18(火) 12:30-16:30 ※途中、小休憩を挟みます。
担当講師

吉野 博之 氏

開催場所

【会場受講】[東京・大井町]きゅりあん4階研修室

定員 -
受講費 ※『6月18日 陸上養殖』のみ受講の場合
41,800円

〇閉鎖循環式養殖システムを構成する各装置の必要性と選定のポイントから

システム構築の考え方、閉鎖循環式養殖の研究事例、コストの検討方法、

コスト低減のポイントについて詳細に解説!

 

循環式陸上養殖セミナー

 

≪要素技術の基礎からシステム構築と仕様検討、飼育事例、コストの考え方まで≫

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


6月13日『循環型サクラマス養殖の現状と課題(会場開催)』とセットで受講が可能です。

 

近年、気候変動、環境問題、食料自給率向上、SDGs、地域振興等の観点から閉鎖循環式陸上養殖が注目を集めており、実際に各地域において大小様々な規模で閉鎖循環式陸上養殖が試みられている。しかし、閉鎖循環式陸上養殖の最大の問題点はコスト問題とされ、その成否も最終的には飼育生産コストで決まり大きな課題となっている。これらの養殖システムは様々な装置で構成され、飼育魚種や飼育密度によって各装置の必要要件は異なり採算性にも大きく影響するため、その機能や必要性を理解した上でシステムを構築することが極めて重要である。

 

本セミナーでは、閉鎖循環式養殖システムを構成する各装置の必要性と選定のポイントからシステム構築の考え方、閉鎖循環式養殖の研究事例、コストの検討方法、コスト低減のポイントについて詳細に解説する。

 

◆受講後、習得できること

  • 閉鎖循環式陸上養殖の基礎知識
  • システム構成装置の必要性
  • システム構築の進め方
  • 養殖コストの検討方法
  • 効果的なコストダウン方法

 

◆受講対象者

陸上養殖システムの基本を学びたい方、これから陸上養殖に参入したい方から、すでに参入・研究を開始しているが改善を図りたい方まで

 

◆必要な予備知識など

  • この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ない。

 

◆講演中のキーワード

陸上養殖、閉鎖循環式、養殖システム、養殖コスト

 

★過去、本セミナーを受講された方の声【一部抜粋】

・陸上養殖事業立ち上げのための知識習得のために参加させて頂きました。
陸上養殖の可能性及び将来性についても知ることができて良かったです。
・新規事業として、陸上養殖事業化検討のために参加させていただきました。
コスト管理のお話は非常に興味深いお話でした。
・陸上養殖の現状と課題について知りたくて参加しました。講義中の質問にも丁寧に
回答いただきありがとうございました。
・陸上養殖における課題が具体的に書かれていたので、これから取り組んでいく人に向けて
分かりやすい内容でした。
・ほぼ知識が無い状態で受講したのですが、とても分かりやすかったです。ありがとうございました。
・陸上養殖に取り組む上での注意点やポイントについて知りたくて参加させていただきました。
的確なアドバイスを頂けたので参加して良かったです。
・陸上養殖について学びたく参加させて頂きました。事前質問にも丁寧にご対応頂けたので参加して良かったです。
などなど……ご好評の声を多数頂いております!

 

担当講師

公益財団法人函館地域産業振興財団
(北海道立工業技術センター)
事務局長 吉野 博之 氏

 

■ご略歴:
大学卒業後、自動車会社を経て1987年テクノポリス函館技術振興協会(北海道立工業技術センター)入所、水産等の省力化機器開発に従事。1995年に陸上養殖システムの研究に着手、1996年に欧米の陸上養殖施設を視察後、閉鎖循環式養殖システムに関する研究開発を開始。脱窒装置を備えた閉鎖循環式養殖システムにより、ペヘレイを1年間飼育することに成功。その後、閉鎖循環式陸上養殖の経済性やアワビとガゴメコンブとの閉鎖循環複合養殖(アクアポニックス)等について研究。2003年北海道大学大学院水産科学研究院博士後期課程修了、博士(水産科学)「閉鎖循環式養殖システムに関する研究」、技術士(水産部門)

■ご専門および得意な分野・研究:
閉鎖循環式養殖システム、活イカ輸送、釣りオモリに関する研究等

 

セミナープログラム(予定)

1.陸上養殖の概要
1)養殖システムの分類と特徴
 ・掛け流し式
 ・(半閉鎖)循環式
 ・閉鎖循環式
2)メリットデメリット
 なぜ、閉鎖循環式?
3)成長と代謝と浄化

 

2.システムの要素技術とその必要性
1)飼育水槽
2)物理濾過
3)生物濾過(硝化、脱窒)
4)pHおよびアルカリ度調整
5)溶存二酸化炭素の除去
6)溶存酸素制御
7)殺菌
8)水温制御
9)危機管理
10)その他

 

3.陸上養殖システム構築の基本要素
1)基本条件 
 養殖魚の出荷サイズ、水槽容量、飼育密度、水温、その他
2)成長と給餌
 ・種苗から出荷までの成長曲線、飼育水温
 ・給餌(魚への給餌に伴う窒素収支、増重に必要な餌の量)
3)窒素負荷量
4)酸素消費量、二酸化炭素発生量

 

4.システム構築と各装置の仕様検討方法
1)システム構築の進め方(考え方と設計フロー)
2)循環水量
3)飼育水槽
 ・機能
 ・形状
 ・その他
4)物理濾過装置
 ・機能
 ・装置
5)二酸化炭素除去装置
6)生物濾過装置
 ・硝化装置
 ・脱窒装置
7)循環ポンプ
8)酸素供給装置
9)紫外線殺菌装置
10)その他(調整水槽、センサー類、自動給餌機、空調(水温調整)装置、危機管理、非常用発電装置等)
11)各装置の不具合要因と不具合発生時の魚への影響

 

5.閉鎖循環式養殖システムの実験事例
1)実験システム概要(物理濾過装置、生物濾過装置)
2)システムの立ち上げと日常業務
3)1年間水換えせずに飼育、その全経過について
 ・ぺぺレイの飼育事例
4)窒素収支と浄化機構
5)閉鎖循環式養殖における排水
6)流速の影響
 ・2流速で実験
7)発生した不具合と対策
 ・不具合発生状況
 ・対策
8)その他の研究(ガゴメコンブ、アワビ)

 

6.閉鎖循環式養殖のコスト
1)システム運用コストとシミュレーション
 ・試算の基本条件
 ・試算方法
2)養殖コストとその内訳
 ・設備
 ・生産原価
 ・償却費
 ・運転経費
 ・電力
 など
3)養殖コストに及ぼす影響の検討
 ・設備の影響
 ・生物的影響
4)効果的なコストダウン方法とは
5)飼育密度とコストの関係
6)水槽容量・運用方法とコストの関係
7)廃熱利用、自然エネルギーの利用の効果

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024年6月18日(火) 12:30-16:30 ※途中、小休憩を挟みます。

 

開催場所

【会場受講】[東京・大井町]きゅりあん4階研修室

 

受講料

『6月18日 陸上養殖』の受講の場合
1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

 

『6月13日 サクラマス養殖』とセット受講の場合
1名67,100円(税込(消費税10%)、資料付)
1社2名以上同時申込の場合、1名につき56,100円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【(会場開催)陸上養殖(6月18日)のみ参加】、【(会場開催)サクラマス養殖(6月13日)/陸上養殖(6月18日)両日参加】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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