タッチパネルへの最近の要求特性・機能と対応技術~車載他アプリケーション・コロナ対応等~【提携セミナー】
開催日時 | 2021/3/4(木) 12:30~16:30 |
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担当講師 | 中谷 健司 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:41,800円 【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:46,200円 |
★タッチパネルの用途拡大に伴う要求性能の高度化に加え、
コロナ禍によるタッチレス・抗ウイルス性への対応も求められる状況に?!
★市場要求に応える各種方式における曲面化・非接触技術や
フィルムセンサー・カバー材料・抗ウイルス性付与等の部材技術まで!
タッチパネルへの
最近の要求特性・機能と対応技術
~車載他各種アプリケーションへの課題対応・コロナ対応等~
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
タッチパネルの用途は益々拡大しており、FPD向けの単純なタッチパネルだけでなく、車載用途や携帯型(Foldable,Rollable)など、目的を絞った用途向けタッチパネルが注目されている。それに伴い、大型化や可とう性・曲面パネル等、対応する技術が求められてきている。
特に車載用途では、ディスプレイの大型化とともにコネクテッドカーとしてインターネットなどとも接続されるようになりCID(センターインフォアメーションディスプレイ)と呼ばれる装置が導入されようとしている。
タッチパネル市場の大部分を占める静電容量式タッチパネルだが、現在の課題は感度向上と大型化に対応した、可とう性を有するパネル材料(透明電極フィルム)である。
CIDでは車内空間を有効に利用するために、曲面化や異形化が要望されている。これら曲面化や異形化技術は、Foldable,Rollableパネルにおいても同様に必要なキーテクノロジーとなる。
LCDもOLEDと同じように曲面化が可能な開発が進んでおり、タッチパネルではフィルム基板センサーを用いたパネルが開発されている。
ここでは、低抵抗で且つ曲面、可とう性用途に適した材料であるメタル系センサーフィルムについて、その特性や技術動向を述べる。メタル系センサーの種類・作成方法も10種以上が提案されており、その利点、問題点も同時に解説する。
また、タッチパネルの曲面化・異形化のためには、センサーのみならずカバー材料やOCAなどの部材、さらにこれらをまとめて曲面化する技術も必要となってくる。当講座ではセンサー材料から他の部材、曲面化技術まで幅広く紹介する
これらの要求に加え、最近ではコロナウイルスの流行により 接触による感染が恐れられる事態となっている。タッチパネルは基本的に接触が必要なデバイスであるが、このような状況の中、各種の非接触パネルが開発されている。又、接触が避けられないとして、パネルの表面に抗菌・抗ウイルスの特性が付与されたタッチパネルも展開されている。
本セミナーでは、このような現在のタッチパネルに求められる様々な要求特性・機能をふまえ、そのために必要な技術的課題や対応技術・材料などについて解説する。
◆ 受講対象
- タッチパネルの基礎から 最近の具体的用途までを知りたい人
- タッチパネルにかかわる材料・部材メーカー、およびタッチパネルを使用した製品のセットメーカー担当者等
◆ 受講後、習得できること
- タッチパネルに必要な特性が何かをつかみ 実用化する方法
担当講師
静岡大学 電子工学研究所 客員教授
NRI 代表 工学博士 中谷 健司 氏
セミナープログラム(予定)
1.タッチパネルの種類・市場と要求特性、課題等
1-1 タッチパネルの市場動向
1-2 車載パネルへの要求(曲面、異形等)と動向・課題
1-3 Foldable,Rollableパネルへの要求と動向・課題
1-4 大型、デジタルサイネージ用途における要求と課題
1-5 コロナ下で求められる要求特性(非接触・抗ウイルス性等)
1-6 非接触が可能なタッチパネルは何か?
2.静電容量タッチパネルの基礎および対応技術
2-1 静電容量タッチパネルの原理
2-2 静電容量タッチパネルの目的別課題
2-3 大面積化と曲面化に必要な条件
2-4 静電容量タッチパネルと非接触入力の関係
3. 可とう性、曲面タッチパネルに必要なフィルムセンサーの技術動向と要求特性
3-1 新規透明導電性膜の種類と特徴
3-2 Cuメタルメッシュセンサ、SpiderNetパネルの特徴
3-3 銀メタルメッシュセンサー
3-4 メタルメッシュセンサー材料の種類
3-5 メタルメッシュセンサーの作成方法
3-6 メタルメッシュセンサーでの検出
3-7 メタルメッシュセンサーの課題と対策
3-8 その他の金属センサー
4. 曲面化、フレキシブル化を実現するタッチパネル用カバー材料と要求特性
4-1 カバー材料はガラスかポリマーか?
4-2 プラスチックカバー材の種類と課題
4-3 オールプラスチックタッチパネルの構造
4-4 メタルメッシュに適応した曲面化作成法
(ラミネート法、インモールド射出成型、プレス成型)
4-5 貼り合わせ用光学接着剤
4-6 反射防止や傷付き防止などの表面処理
5.非接触タッチパネルの原理及び技術動向
5-1 光学式タッチパネルの原理と非接触入力
5-2 空間デイスプレイの種類と原理
5-3 光学式TOF検出法
5-4 タッチの触感付与法
5-5 現状の感度・性能と課題
6.タッチパネルへの抗菌・抗ウイルス性付与技術
6-1 抗菌・抗ウイルス材料の種類と原理
6-2 金属系、酸化物系材料
6-3 抗菌・抗ウイルスフィルム
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2021年3月4日(木) 12:30-16:30
開催場所
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オンライン配信のご案内
★ Zoomによるオンライン配信
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受講料
- 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
- 【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
配布資料
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
備考
- 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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