スラリーの挙動と制御およびリチウムイオン電池電極スラリー化技術と評価方法
【LIVE配信】2024/4/15(月) 13:00~16:15 , 【アーカイブ配信】4/17~4/26 (何度でも受講可能)
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 未定 |
---|---|
担当講師 | 雨澤 浩史 氏 |
開催場所 |
|
定員 | - |
受講費 | 未定 |
固体におけるイオン・電子伝導性、反応性
イオニクス材料の物理/化学的性質の把握
イオニクスデバイスの特性の適切な実験的評価
【提携セミナー】
主催:サイエンス&テクノロジー株式会社
イオンの振る舞い、拡散の理論的な把握、物性制御の原理、材料合成上の注意点
理論的取扱い、イオン・電子伝導の発現メカニズム、デバイスの作製・評価,動作原理の把握等
全固体電池、リチウムイオン電池、燃料電池、リアクタ、センサ、、、、
イオンが電荷担体となって電気伝導性を示す“固体イオニクス”材料は、燃料電池や全固体電池を含む蓄電池に代表されるエネルギー変換デバイスや、リアクタ、センサなど、幅広い分野において応用されています。
本講座では、固体イオニクス材料の開発およびこれらを用いたデバイスの開発にあたり理解しておくべき、固体におけるイオン・電子伝導性、反応性の基礎、イオニクス材料の物理/化学的性質やイオニクスデバイスの特性の適切な実験的評価手法について、具体例を交えつつ、できる限り平易に紹介します。
キーワード:固体イオニクス,イオン伝導,欠陥,電気化学測定,オペランド測定,固体酸化物形燃料電池,リチウムイオン電池
東北大学 多元物質科学研究所 附属サステナブル理工学研究センター
固体イオニクス・デバイス研究分野 教授 博士(工学)
雨澤 浩史 氏
1.固体イオニクス材料概論
1)固体における電気伝導
2)固体におけるイオン伝導と格子欠陥
3)固体イオニクス材料の具体例
a)Agイオン伝導体:α-ヨウ化銀
b)Naイオン伝導体:β-アルミナ
c)酸化物イオン伝導体:安定化ジルコニアなど
d)プロトン伝導体:ペロブスカイト型酸化物
e)イオン-電子混合伝導体
4)固体イオニクス材料の応用例と現状
a)金属の高温酸化
b)燃料電池:固体酸化物形燃料電池
c) センサー:酸素センサー
d)二次電池:リチウムイオン二次電池,全固体電池
2.固体イオニクス材料の理論的取扱い
1)固体イオニクス材料の熱力学
a)化学ポテンシャル,電気化学ポテンシャルとは
b)酸化物の熱力学
c)酸素不定比性
d)格子欠陥のKroger-Vink表記
e)Brouwer図
2)固体におけるイオン伝導の理論的取扱い
a)固体における原子の拡散‐拡散現象の微視的描像
b)拡散方程式,拡散係数
c)イオン伝導の駆動力
d)混合伝導体の取り扱い(ワグナー理論)
3)固体イオニクスデバイスの熱力学
a)全固体電池の起電力の考え方
b)全固体電池におけるポテンシャル分布
c) 液体電解質電池との類似点・相違点
3.固体イオニクス材料・デバイスの評価法
1)固体イオニクス材料合成上の注意点
a)固相反応,液相反応
b)焼結体の作製
2) 固体イオニクス材料・デバイス評価上の注意点
a)電気化学セル
b)参照電極
c)実験条件の調整
3)固体イオニクス材料の材料物性評価の具体例
a)導電率:直流四端子法
b)導電率:交流インピーダンス法
c)イオン・電子部分導電率の評価
4)固体イオニクスデバイスにおける電極反応評価の具体例
a)電気化学測定
b)分光学的手法を用いたオペランド測定
質疑応答
未定
未定
未定
★【S&T会員登録】と【E-Mail案内登録】の詳細についてはこちらをご参照ください。
※E-Mail案内登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「E-Mail案内登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みからE-mail案内登録価格が適用されます
製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
※開催日の4~5日前に発送します。開催前日の営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。