転がり軸受の基礎と電食対策【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 野口 昭治 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
☆軸受けの基礎から、電食の発生条件、電食を防止する方法を解説する。
転がり軸受の基礎と電食対策
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
転がり軸受は、日本人の食生活に例えて“機械の米”と呼ばれることもあり、機械システムを構成する上で欠くことのできない機械要素です。機械設計においては、転がり軸受を機械の仕様に合わせて選定することが仕事となりますが、基礎的な条項をしっかり理解していないと、大きなミスにつながります。“転がり軸受の基礎”では、転がり軸受の基本事項、軸受の選定において重要となる寿命計算、潤滑等について、詳しく講義いたします。
後半は、自動車のEV化が検討されていますが、転がり軸受の損傷として電食がクローズアップされてきました。インバータによるモータの回転速度制御が普及するにつれて家電品でも問題となることが多くなってきた転がり軸受の電食について、小径玉軸受を対象として行ってきた様々な研究の紹介を行います。電食が発生する条件、リッジマーク成長過程の観察、電食を防止する方法等を説明いたします。
◆習得できる知識
- 転がり軸受の基礎知識
- 転がり軸受の選定における重要事項
- 転がり軸受の最新技術と事例
- 電食と電食防止技術、等
◆受講対象
製造業務にたずさわって2~3年の若手技術者や新人の技術者。
転がり軸受の電食が問題となっている分野の技術者。
◆必要な前提知識
転がり軸受を使用した実務経験があれば、その他は特にありません。
◆キーワード
転がり軸受,電食,セミナー
担当講師
東京理科大学 理工学部機械工学科 教授 博士(工学)
野口 昭治 氏
【ご専門】転がり軸受工学、トライボロジー、精密計測
セミナープログラム(予定)
1.転がり軸受の基礎
1.1 滑り摩擦と転がり摩擦の基礎
1.2 転がり軸受の分類と特徴
1.3 転がり軸受の選定
1.4 主要寸法と呼び番号
1.5 転がり軸受の精度
1.6 定格荷重と定格寿命
1.7 軸受荷重の求め方
1.8 はめあい
1.9 内部すきまと予圧
1.10 許容回転速度
1.11 潤滑と潤滑寿命
1.12 密封装置
1.13 損傷事例と検出方法
2.転がり軸受の電食防止対策
2.1 直流における電食発生電流密度
2.2 直流における電食発生電圧
2.3 電食防止に関する研究
2.3.1 導電性グリース
2.3.2 セラミックス転動体
2.4 電食損傷と油膜パラメータの関係
2.4.1 回転速度を変化させた場合
2.4.2 表面粗さを変化させた場合
2.4.3 グリース基油粘度を変化させた場合
2.4.4 リッジマークの形成条件
2.4.5 スラスト玉軸受を用いたリッジマーク成長観察と振動上昇
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
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