造粒における装置内の粉体挙動と粉体/粒体特有のトラブル防止策【提携セミナー】

造粒における装置内の粉体挙動と粉体/粒体特有のトラブル防止策セミナー

造粒における装置内の粉体挙動と粉体/粒体特有のトラブル防止策【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2022/8/26(金)10:30~16:30
担当講師

吉原 伊知郎 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 55,000円(税込)

★粉体・粒体に期待される機能を確実に付与する機器選定、評価、トラブル対策
★装置内の粉体挙動に関する豊富な実演動画で学ぶ、粉体/粒体特有のトラブルの未然防止の手法

 

造粒における装置内の粉体挙動と粉体/

粒体特有のトラブル防止策

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

・造粒に関する基礎知識
・各種、工程の動画講習
(流動層乾燥機/ボールミル/噴霧乾燥機/連続流動層乾燥機/振動流動層乾燥機
V型ブレンダー/傾斜皿形転動造粒/液中溶解性の高い粒子を得る造粒原理
流動層造粒機/押出造粒と球形化/円錐部付きキルンの偏析)
・造粒機器のトラブル対策

 

【講座趣旨】

粉・粒を扱うプロセスは、基本的に、「原料に機能性を付与」して、価値を高める操作です。次工程が要求する物性を与えるために、様々な分野で化学工学的工夫がされており、次工程が「最終製品」であれば、「最終製品が必要とされている要件」を満足する機能を、付与しなければなりません。

 

例えば医薬品であれば「徐放性」・「デリバリ―システム」」「微量成分の均一分散性」、食品であれば「液中溶解性」・「固結防止性」・「移送中の硬度確保」等。触媒分野であれば「多孔性等の形態」・「流体接触流体抵抗均一性」等、粉体/粒体に与えられることを「期待されている機能」は、数えきれないほどです。

 

本セミナーでは「与えるべき機能に応じた造粒原理」を限定し、その原理を使う「造粒装置を選定する手法」を解説します。さらにトラブルを回避する為に欠かせない、「装置内の粉体挙動の理解」を体験できる様に、講師自作の「透明アクリル製スケルトンモデル」(とその動画)を駆使して、参加者が「装置の中の粉体挙動」を体験できる様、工夫をしています。講師の体験から「粉体/粒体特有のトラブルを未然に防止」する実践的な手法について紹介します。

 

習得できる知識

・粉・粒を造粒する際に期待する機能を正しく付与するためのスキル
・造粒の機器に対するトラブル対策スキル

 

 

担当講師

吉原伊知郎技術士事務所 吉原 伊知郎 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

【講演内容】
1.はじめに、粉体粒体取り扱い技術を俯瞰。
1.1 粉体業界の常識、用語意味、単位操作の分類と定義。
→粉は「離散体」!!
1.2 単位操作をつなぐ技術
1.3「粉は生きている」といわれる理由 【閉塞とその解消方法の動画】
1.4「粉は魔物」といわれる理由【偏析現象の動画】

 

2.混相流体としての乾燥操作。
→液状バインダーを使う際は、造粒後に乾燥が必要!!
2.1 装置選定に関する「プロセスエンジニアーの頭の中」を見る
2.2「粉の気持ちになって」といわれるのはなぜか?
【流動層乾燥機の動画】
2.3 プロセスのスケールアップは寸法を大きくするのではない
【ボールミルの動画】/現象を拡大する計算例
2.4粉体現象の律速を理解し「現象の規模を大きくする」
【噴霧乾燥機の動画】/乾燥範囲に区別した計算例
2.5 回分式運転をどの様に連続式運転にするか?
【連続流動層乾燥機動画】/熱移動容量係数を基準とする計算例
/【振動流動層乾燥機動画

 

3.混合と造粒操作
→何をもって混合終了? 造粒終了と言えるのか??
3.1 適正混合時間とは何か、その決定理由は?
【V型ブレンダーの動画】
3.2 対流混合と剪断混合【容器回転型混合器動画】
3.3 分散と凝集、粉砕助剤【傾斜皿形転動造粒動画】
3.4 造粒の原理とその製品粒子の特性【高速攪拌混合造粒動画】
・液中溶解性の高い粒子を得る造粒原理はどれか?
・流動性の高い粒子を得る造粒原理はどれか?
・硬い粒を作るのはどの造粒原理か?
・成形前顆粒を作るにはどの造粒原理が向いているか?
3.5 液架橋現象とバインダー 【流動層造粒機の動画】
3.6 粒子表面改質、形状改質装置の実例【押出造粒と球形化の動画】

 

4.トラブル現象と対策
→トラブル対応にはコストが掛かるのは当たり前か?
4.1 トラブルは多くの要因の総合現象であり、要素に分類できる
4.2 それぞれの要素に対する対策はすべて存在する
【円錐部付きキルンの偏析動画】
4.3 事前対策と事後対策、エスケープルート的対策例
4.4 世界的傾向、PAT技術と、ドイツの例
4.5 失敗ができないプロセスの疑似体験を積む為に「VRとAR」を
利用する →痛い目に合わずに、「身に付く経験」が可能か?

 

5.質疑応答、希望する動画の再実演・再解説

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2022/8/26(金)10:30~16:30

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

 

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