PVA(ポリビニルアルコール)の基礎と応用【提携セミナー】

PVA(ポリビニルアルコール)の基礎と応用【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

小土橋 陽平 氏

開催場所 未定
定員 -
受講費 未定

〇PVAの基礎から重合方法、構造デザイン、機能性PVAの最前線などを紹介します。

〇近年、高機能化されたPVAが、センサーや薬物キャリア、

アクチュエーター、抗菌フィルムなどに応用されています。

 

PVA(ポリビニルアルコール)の

基礎と応用

 

≪基礎から重合方法、構造デザイン、機能性PVAの最前線まで≫

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

ポリビニルアルコール(PVA)は、世界で年間65万トン生産される高分子であり、食品包装フィルムや化粧品、洗濯のりなど身の回りの様々な場面で利用されている。また近年、高機能化されたPVAが、センサーや薬物キャリア、アクチュエーター、抗菌フィルムなどに応用されている。講演者はこれまでにPVAやPVAを含有する高分子に、温度やpHなどの外部環境を認識する能力を付与することで、高機能化フィルムや粒子、ゲル材料、ナノファイバーなどを開発してきた。

 

本セミナーでは、PVAの基礎から重合方法、構造デザイン、機能性PVAの最前線などを紹介し、PVAに関する様々な知識を習得していただく。

 

◆受講後、習得できること

ポリビニルアルコールの基礎知識
ポリビニルアルコールの重合方法
ポリビニルアルコールの構造デザイン
高機能化されたポリビニルアルコールの応用

 

◆受講対象者

本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。

 

◆必要な予備知識など

この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ない。

 

◆講演中のキーワード

ポリビニルアルコール(PVA)
機能性高分子
スマートポリマー
バイオマテリアル

 

担当講師

静岡理工科大学 理工学部 物質生命科学科 准教授 小土橋 陽平 先生

 

■ご略歴:
2011年 鹿児島大学大学院 理工学研究科 博士課程修了(工学)
2011年 アルバータ大学(カナダ) 化学/物質工学科 博士研究員
2013年 物質・材料研究機構(NIMS) WPI-MANA ICYS研究員
2016年 静岡理工科大学 理工学部 物質生命科学科 講師
2020年 現職

■ご専門および得意な分野・研究:
高分子化学,バイオマテリアル

 

セミナープログラム(予定)

1. (ポリビニルアルコール)PVAの歴史と基礎
1-1 合成高分子の歴史
・天然高分子と合成高分子
・合成高分子の開発の歴史
1-2 未来のプラスチック
・未来のテクノロジーに組み込まれる合成高分子
・未来のプラスチックの応用例
1-3 プラスチックの問題点
・環境に堆積するプラスチック
・マイクロプラスチック
・生分解性高分子
1-4 PVAの性質
・PVAの構造
・生体適合性や生分解性
・機械的な強度

 

2. PVAの重合方法と構造デザイン
2-1 フリーラジカル重合によるPVAの重合
・PVAの重合方法の問題点
・PVAの重合方法
・PVAの構造デザイン
・フリーラジカル重合の特徴
2-2 リビング重合によるPVAの重合
・リビング重合の特徴
・リビング重合によるPVAの合成方法
・リビング重合により合成されたPVAの特徴
2-3 PVAの修飾
・固体表面へのPVAの修飾
・高分子鎖への修飾
・修飾されたPVA材料の応用

 

3. PVAの物理化学的な性質の評価方法
3-1 分子量と分子量分布の評価
・核磁気共鳴装置による評価
・静的光散乱法による評価
・ゲル浸透クロマトグラフィーによる評価
・MALDI-TOF MSによる評価
3-2 結晶化度の評価
・X線回折法による評価
・示差走査熱量計による評価
3-3 PVAの成形加工
・加工法の紹介
・加工法による強度の向上

 

4. PVAの機能化設計
4-1 有機反応、重合を用いた機能化
・ヒドロキシ基を利用した機能化
・架橋構造を介した機能化
4-2 複合材料による機能化
・PVAへの刺激応答性の導入
・機能化されたPVAフィルムとナノファイバー
・機能化されたPVAの生分解性
・機能化されたPVAの抗菌性

 

5. 高機能化PVAの最前線
5-1 注目される高機能化PVA
5-2 デバイスとしての応用
5-3 センサーとしての応用
5-4 バイオマテリアルとしての応用
5-5 その他の応用

 

6. まとめ

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

開催場所

未定

 

受講料

未定

 

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については、こちらをご参照ください

 

備考

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
    お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
    お申込みは4営業日前までを推奨します。
    それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
    テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。

 

  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

 

お申し込み方法

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