新規繊維状炭素マリモカーボン《合成・物性から評価法、リチウムイオン電池および固体高分子形燃料電池への応用》【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 江口 美佳 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
★リチウムイオン電池や燃料電池などのエネルギー変換デバイス,
センサなど幅広い応用が期待されるまりもカーボンについて紹介します。
新規繊維状炭素 マリモカーボン
合成・物性から評価法、リチウムイオン電池および固体高分子形燃料電池への応用
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
◆ はじめに
マリモカーボンは,酸化ダイヤモンドを核として炭素繊維が放射状に成長し,有核放射型マリモと似た構造の新規繊維状炭素です。マリモカーボンの構造は,リチウムイオン電池の導電助剤として広く用いられているアセチレンブラックやカーボンナノチューブと大きく異なります。
本講義では,リチウムイオン電池や燃料電池などのエネルギー変換デバイス,センサなど,幅広い応用が期待できるマリモカーボンの合成と物性について解説します。このマリモカーボンの独特な構造を活かし,マリモカーボンをリチウムイオン電池の導電助剤として用いた研究について紹介します。さらに,このマリモカーボンを固体高分子形燃料電池の金属触媒担体とした応用例についても説明します。
◆ ご講演中のキーワード:
- カーボン,カーボンナノフィラメント,リチウムイオン電池,導電助剤,固体高分子形燃料電池,触媒,担体
◆ 受講対象者:
- リチウムイオン電池や固体高分子形燃料電池などエネルギー変換デバイスの材料研究開発を始めたばかりの方から,ある程度の研究経験を経た方。
- 本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
◆ 必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
- 大学教養レベルの化学,物理化学,電気化学の基礎知識
◆ 本セミナーで習得できること:
- 炭素材料の物性,評価方法の基礎知識,
- リチウムイオン電池用電極材料の評価・解析方法
- 固体高分子形燃料電池用触媒の評価・解析方法
担当講師
茨城大学 工学部 物質科学工学科 教授 江口 美佳氏
セミナープログラム(予定)
1.新規炭素繊維構造体マリモカーボンの合成および物性
1)マリモカーボンの成長触媒Ni担持酸化ダイヤモンドの合成
2)マリモカーボンの合成
3)マリモカーボンの物性(形態観察,結晶構造,比表面積)
2.リチウムイオン電池への応用
1)電極活物質/マリモカーボン複合体の合成
2)電極活物質/マリモカーボン複合体の物性
a)結晶構造
b)形態観察
3)電極活物質/マリモカーボン複合体の電気化学的特性
a)充放電特性
b)粉体抵抗
c)表面抵抗
d)インピーダンス法による評価
3.固体高分子形燃料電池への応用
1)Pt担持マリモカーボンの調製
2)Pt担持マリモカーボンの物性
a)結晶構造
b)形態観察
3)マリモカーボンによる触媒層構造の検討
a)Nafion添加量による触媒層構造
b)触媒層モデル
4)Pt担持マリモカーボンの耐久性
a)カーボン耐久性
b)Pt耐久性
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
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受講料
未定
配布資料
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