車載ディスプレイの大型・曲面化とそれに対応する技術動向【提携セミナー】

車載ディスプレイ

車載ディスプレイの大型・曲面化とそれに対応する技術動向【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/3/13(月)10:00~17:00
担当講師

羽原 啓史 氏
青崎 耕 氏
藤田 卓 氏
滝川 満 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 66,000円(税込)

★ 光学フィルムに求められる性能は? フレキシブル、防汚、反射防止性について徹底解説!
★ 三次元形状にカバー材料、フィルムはどう対応すべきか? 印刷、設計事例を詳解!

 

車載ディスプレイの大型・曲面化と

それに対応する技術動向

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

  • 車載ディスプレイの市場動向と技術トレンド
  • ディスプレイ用光学フィルムの機能及び車載用の技術トレンド
  • 車載ディスプレイの曲面化とそれに対応する印刷技術の動向
  • 車載用静電容量タッチパネルの要求性能と開発事例・最新動向

 

 

習得できる知識

  • 次世代自動車用ディスプレイの市場動向に関する知識
  • 光学フィルム及びフォトニクスポリマーの基礎知識
  • 光学フィルムの機能、原理
  • 光学フィルムの市場、将来動向
  • 新ディスプレイ方式における光学フィルムの役割  など
  • 車載パネルがどのようなトレンドで推移しているのか、どのような設計タイプがあり、特にカバーガラスの製造加工工程がどのようなフローになっているのか、ガラスの三次元加工品に関しては顧客の要求に関して、印刷等の問題解決するために、どのような技術が活用されつつあるのか、樹脂系材料との関りも含めて全体像が把握できます
  • 自動車業界の動向、その中で求められる車載用ディスプレイ、そしてそこに搭載されるタッチパネルに求められる、基本的な性能から、サプライチェーン、最新開発品の動向までをカバーする

 

 

担当講師

【第1部】Tianma Japan(株) 営業本部 車載営業部 プロダクトマネージャ 羽原 啓史 氏

【第2部】(株)FT-Net 取締役副社長 技術士(応用理学部門) 青崎 耕 氏

【第3部】(株)機能性ガラス研究所 代表取締役 藤田 卓 氏

【第4部】ホシデン(株) 表示部品生産統括部 統括部長 滝川 満 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

<10:00~11:30>

1.車載ディスプレイの市場動向と技術トレンド

Tianma Japan(株) 営業本部 車載営業部 プロダクトマネージャ 羽原 啓史 氏

 

【講座概要】

近年、快適な移動の提供を目的とした車内インテリア デザインの向上が加速する一方、脱炭素社会の実現にフォーカスした製品を求めるTier1、OEMが増加、製品開発が高度化・複雑化している。電気自動車(EV)では車載ディスプレイの大画面化に加え、ディスプレイの曲面化、低消費電力化(Local Dimming)など設計の自由度を広げる需要が拡大してきている。

本講演では、まず、次世代自動車用ディスプレイの市場動向についてわかり易く解説します。

 

【受講対象】

OEM/Tier1/Venderどなたでも参加いただけます。

 

【受講後、習得できること】

次世代自動車用ディスプレイの市場動向に関する知識

 

次世代車載ディスプレイの市場動向(カーボンニュートラル化に伴うディスプレイの変化について)

1.車載マーケットトレンド

1.1車載マーケットトレンド(自動車出荷量推移)

1.2 車載マーケットトレンド(コンシューマー品との関係について)

1.3 車載マーケットトレンド(カーボンニュートラル目標と電動化について)

 

2. 車載ディスプレイ トレンド

2.1 車載ディスプレイ トレンド(アプリケーション)

2.2 車載ディスプレイ トレンド(サイズ、解像度)

2.2.1 Cluster(サイズ、解像度)

2.2.2 CID(サイズ、解像度)

 

3.車載ディスプレイに求められる技術

3.1 大型ディスプレイ

3.2 Any Black(Seamless,低反射)ディスプレイ

Any Black(Local dimming)ディスプレイ

3.3 Privacy ディスプレイ

3.4 Invisibleディスプレイ

3.5 その他

 

【質疑応答】

 


<12:10~13:40>

2.ディスプレイ用光学フィルムの機能及び車載用の技術トレンド

(株)FT-Net 取締役副社長 技術士(応用理学部門) 青崎 耕 氏

 

【講座概要】

ディスプレイ用光学フィルムは、液晶ディスプレイをはじめとして欠かせない機能を果たしており、全世界で数兆円(年間)という巨大な市場を形成している。当セミナーでは、現在の光学フィルム技術の基礎的な機能を把握したうえで、今後の車載ディスプレイ用途や、有機EL、マイクロLEDなどの新方式も含めて、光学フィルムの応用の可能性について紹介する。

 

【受講対象】

光学フィルムや光学用樹脂(フォトニクスポリマー)の技術開発者、あるいはそれらを活用するデバイス開発者で、技術の全体観を習得されたい方。および光学フィルム関連のマーケティング担当者など

 

【受講後、習得できること】

  • 光学フィルム及びフォトニクスポリマーの基礎知識
  • 光学フィルムの機能、原理
  • 光学フィルムの市場、将来動向
  • 新ディスプレイ方式における光学フィルムの役割  など

 

1 ディスプレイ用光学フィルムの機能

1.1 光学フィルムを構成するフォトニクスポリマーの紹介

1.2 フラットパネルディスプレイ及び光学フィルムの沿革

1.3 ディスプレイ光学フィルムの種類・機能と市場動向

1.4 ディスプレイ光学フィルムの原理と特徴(個別紹介)

(偏光板(位相差、直線偏光、円偏光、楕円偏光)、反射防止フィルム(光学薄膜)、 輝度向上フィルム、複屈折制御(複屈折ゼロ、超複屈折) など)

 

2 車載ディスプレイを始めとしたディスプレイ用光学フィルムの技術トレンド

2.1 ディスプレイに共通する光学フィルムの技術トレンド

(フレキシブル、指紋付着防止(防汚)、モスアイ反射防止、ナノインプリント など)

2.2 車載ディスプレイに向けた光学フィルムの応用

(大型化、曲面化、透明化、電子ミラー、ヘッドアップディスプレイ など。 量子ドット、有機EL、マイクロLEDなど新方式への紹介も含む)

 

【質疑応答】

 


<13:50~15:20>

3.車載ディスプレイの曲面化とそれに対応する印刷技術の動向

(株)機能性ガラス研究所 代表取締役 藤田 卓 氏

 

【講座概要】

自動車メーカーが純正カーナビゲーションシステムの開発を進め始めたのは1990年代であったが2000年代に入り海外車種へも量産展開する。2000年代後半には従来のガラス/ガラスタイプの抵抗膜式タッチパネルから静電容量方式への移行の取組が始まる。2010年代半ばには方向性が明確になる。静電容量方式では三次元形状ディスプレイへの対応が本格化する。しかし三次元形状カバー材料への額縁印刷をどうするか、三次元ディスプレイに対して三次元パネルの貼り合わせの問題をどのように解決するかといった問題が生じている。これらの問題解決を踏まえて解説する。

 

【受講対象】

車載用途をはじめとしてタッチパネルを及び関連部材、複雑形状の印刷処理等に興味を持たれる方、また関わり始めた方、更には今後の方向性について関心のある技術者、営業開拓を進める方々に分かり易く解説します

 

【受講後、習得できること】

車載パネルがどのようなトレンドで推移しているのか、どのような設計タイプがあり、特にカバーガラスの製造加工工程がどのようなフローになっているのか、ガラスの三次元加工品に関しては顧客の要求に関して、印刷等の問題解決するために、どのような技術が活用されつつあるのか、樹脂系材料との関りも含めて全体像が把握できます

 

1.ディスプレイ用ガラス製造技術俯瞰

1.1 ディスプレイ用ガラス基板の製造工程

1.2 最近の車載ディスプレイマーケットの調査データ

 

2.タッチセンサー用基板材料・カバー材料の変遷

2.1 タッチセンサー基板材料の比較

2.2 ガラスとガラス代替材の比較

 

3.三次元加工ガラスの取り組み

3.1 素材メーカー~ガラス加工メーカー~Tier2~Tier1~Car Maker

3.2 車載用三次元カバーガラスの工程フロー

3.3 車載用大型曲面カバーガラスの設計デザイン例

3.4 車載用大型曲面カバーガラスに対応する金型設計の考え方

 

4.三次元加工ガラスへの印刷技術

4.1 既存の印刷技術について

4.2 レーザーダイレクトイメージング(LDI)法

4.3 湿式超音波洗浄とプラズマ放電処理

4.4 フォトレジスト塗装~定着~レーザー露光

4.5 現像と硬化からイメージングへ

 

5.まとめ

 

【質疑応答】

 


<15:30~17:00>

4.車載用静電容量タッチパネルの要求性能と開発事例・最新動向

ホシデン(株) 表示部品生産統括部 統括部長 滝川 満 氏

 

【講座の趣旨】

自動運転を見据え、電動化が急激に進む自動車において、ディスプレイの役割が大きく増している。デジタルネイティブ世代にとって、スマートフォンと同等の操作性を持つ、静電容量タッチパネル機能は、ヒューマンマシンインターフェイスとして、不可欠なものとなっている。車載用静電容量タッチパネルの最新動向と要求性能およびホシデンの取り組みを報告する。

 

【受講対象】

車載用タッチパネルについての基礎知識、材料、市場の動向等の知識を得たい、若手技術者、関連ビジネスを手掛けるマーケティング部門等

 

【 受講後、習得できること】

自動車業界の動向、その中で求められる車載用ディスプレイ、そしてそこに搭載されるタッチパネルに求められる、基本的な性能から、サプライチェーン、最新開発品の動向までをカバーする

 

1.自動車業界の動向

1.1 自動運転

1.2 電気自動車

1.3 車載用ディスプレイ

1.4 コックピットの情報

 

2.タッチパネルについて

2.1 なぜタッチパネルか

2.2 求められる性能

2.3 抵抗膜式の問題点

 

3.ホシデンについて

3.1 会社概要

3.2 製品群

3.3 市場売り上げ動向

3.4 車載実績

 

4.静電容量方式について

4.1 基本構造

4.2 代表構造

4.3 サプライチェーン

 

5.市場からの要求について

5.1 地域別の要求

5.2 カバーパネルへの要求

5.3 インセルについて

5.4 大型化、曲面化への取り組み

5.5 開発事例

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023/3/13(月)10:00~17:00

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき66,000円(消費税込・資料付き)

〔1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

 

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