チタン酸バリウムの誘電特性と応用 (情報機構)【提携セミナー】

チタン酸バリウムの誘電特性

チタン酸バリウムの誘電特性と応用 (情報機構)【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

保科 拓也氏

開催場所 未定
定員 -
受講費 未定

<Zoomによるオンラインセミナー>

 

チタン酸バリウムの誘電特性と応用

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

積層セラミックスコンデンサ(MLCC)は、生産量で4兆個にも達するファインセラミックス産業最大の製品である。MLCCの誘電体層の主原料であるチタン酸バリウムは誘電体産業におけるエース材料として確固たる地位を築いているが、その最たる要因は使用温度域で誘電率が非常に高いことである。本講演では、まずこの理由を分極機構に基づいて詳しく解説する。一方、MLCCの小型化・高容量化・高性能化のためには、幾つかの技術的課題が山積している。特に、チタン酸バリウムの誘電率がグレインサイズによって変化する「サイズ効果」や、高電界化で生じる「絶縁破壊現象」は、次世代のMLCCを開発する上で重要な知見であると考えられるので、これらの現象を詳しく説明する。

 

◆ ご講演中のキーワード:

セラミックスコンデンサ、強誘電体、誘電分極、サイズ効果、絶縁破壊機構

 

◆ 受講対象者:

・誘電体材料あるいはセラミックスコンデンサ等の誘電デバイスに関わる研究・開発に携わる方(初心者から上級者まで)。
・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。

 

◆ 必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:

・セミナーでは基礎から説明するが、誘電体に関する物理・化学に関する予備知識があると理解が深まる。

 

◆ 本セミナーで習得できること:

・積層セラミックスコンデンサ(MLCC)の基礎と技術的課題
・誘電体・強誘電体の基礎
・チタン酸バリウム系材料の誘電分極機構
・チタン酸バリウムのサイズ効果
・誘電体の絶縁破壊機構

 

担当講師

東京工業大学 物質理工学院 材料系 准教授 保科 拓也 氏

 

セミナープログラム(予定)

1. はじめに

 

2. 積層セラミックスコンデンサ(MLCC)の基礎と技術的課題
1) MLCCの特徴
2) MLCCの小型化・大容量化
3) MLCCで用いられる誘電体材料
4) MLCCの現状と技術課題

 

3. 誘電特性の基礎とチタン酸バリウムの誘電分極機構
1) 誘電体の誘電分極機構
2) チタン酸バリウムの強誘電性
3) チタン酸バリウム単結晶の誘電分極機構
4) チタン酸バリウムセラミックスの誘電分極機構
5) リラクサー強誘電体の分極機構
6) 酸素欠陥が誘電特性に与える影響

 

4. チタン酸バリウム系強誘電体のサイズ効果
1) チタン酸バリウム微粒子のサイズ効果
2) チタン酸バリウムセラミックスのサイズ効果
3) 圧電特性のグレインサイズ依存性
4) サイズ効果へ及ぼす添加物の影響
5) サイズ効果克服への指針

 

5. 誘電体の絶縁性と絶縁破壊機構
1) MLCCの絶縁信頼性
2) 誘電体の絶縁破壊現象
3) 絶縁破壊機構モデル
4) 高温・高耐圧誘電体材料の設計指針

 

6. まとめ

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

開催場所

未定

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

 

については、こちらをご参照ください

 

受講料

未定

 

配布資料

配布資料は、印刷物を郵送もしくはメール送付のどちらかを検討中です。
お申込については4営業日前までのお申込みを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキストが郵送となった場合、資料の到着がセミナー後になる可能性がございます。

 

備考

  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

おすすめのセミナー情報

製造業eラーニングTech e-L講座リスト

製造業向けeラーニングライブラリ

アイアール技術者教育研究所の講師紹介

製造業の新入社員教育サービス

技術者育成プログラム策定の無料相談受付中

スモールステップ・スパイラル型の技術者教育

技術の超キホン

機械設計マスターへの道

生産技術のツボ

早わかり電気回路・電子回路

品質保証塾

機械製図道場

スぺシャルコンテンツ
Special Contents

導入・活用事例

テキスト/教材の制作・販売