再生医療等製品における承認申請のためのレギュレーション及びPMDA対応
【LIVE配信】2024/3/21(木) 12:30~16:30 , 【アーカイブ配信】3/22~3/29(何度でも受講可能)
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03-6206-4966
開催日時 | 2022/6/23(木)13:00-17:00 |
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担当講師 | 松村 吉信 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 【オンライン受講:見逃し視聴なし】:41,800円 【オンライン受講:見逃し視聴あり】:47,300円 |
○包括的な基本を学ぶことで、適切なバイオフィルム対策へ繋げる!
○細菌細胞・バイオフィルムの構造やストレス耐性、形成・成熟過程といった基礎から検出・
評価方法、種々の制御・防止・洗浄技術と問題点、今後の展望まで。
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
バイオフィルムの形成制御や防止・洗浄の難しさは、その基本構造や薬剤耐性等、バイオフィルムの構造に起因するだけではなく、バイオフィルムを形成する個々の細菌細胞の生理活性にも影響しています。
バイオフィルムの内部構造はその周辺環境によっても特徴が異なり、現状では「これを行えば大丈夫」という画一的な対応方法はありません。だからこそバイオフィルムおよびそれを形成する細菌の基本事項を理解した上で、個別に対策を行うことが重要となります。
本セミナーでは微生物細胞の活動と微生物制御に関する様々な問題点を示しながら、特に集団形成したバイオフィルムの制御の難しさを解説します。また、バイオフィルム内の細菌叢の検出方法や細胞の整理状態の確認方法についても解説します。さらに、バイオフィルム細胞と栄養細胞の違いについても紹介し、これまでに明らかとなっているバイオフィルムの構造と形成過程の知見から、バイオフィルムの防止・洗浄技術についても解説します。
◆受講後、習得できること
細菌の細胞構造、細胞増殖の仕組み、環境応答とストレス耐性、バイオフィルム構造、バイオフィルム形成過程、バイオフィルムの自己崩壊、細菌細胞における情報伝達、細菌細胞の制御技術、バイオフィルムの洗浄技術、微生物細胞検出技術 等
◆受講対象者
関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 教授 松村 吉信 先生
■ご略歴:
1994年3月 大阪大学大学院 工学研究科 醗酵工学専攻 博士課程後期課程修了
1994年4月 関西大学 工学部 生物工学科 助手
1997年4月 関西大学 工学部 生物工学科 専任講師
2002年9月-2003年9月 米国ミシガン州立大学に留学
2007年4月 関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 専任講師
2008年4月 関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 准教授
2015年4月 関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 教授
■ご活動等(現在):
日本防菌防黴学会 理事,英文誌(Biocontrol Science)編集員
日本生物工学会 代議員
■ご研究略歴:
・バイオフィルム形成およびその殺菌・洗浄に関わる研究
・抗菌剤耐性細菌の耐性機構と休眠細胞形成に関する研究
・銀系抗菌剤の作用機構解析
・バクテリアにおけるストレス応答およびストレス耐性機構に関する研究
・生活環境における微生物叢解析とその対策に関する研究
・バクテリアを用いた環境浄化に関する研究やバイディーゼル生産に関する研究
1.微生物制御と「ぬめり」に関わる微生物
1.1 一般的な微生物制御法
1.2 微生物の分類と特徴
1.3 一般的なバイオフィルム構造
2.微生物細胞の生活環
2.1 微生物の生育に必要な環境条件
・栄養
・温度
・pH
・水分活性(湿度)
・酸化還元電位(酸素)
2.2 細菌細胞の構造
・細胞表層構造(細胞壁や細胞膜)
・細胞の内部構造
2.3 細菌細胞の特徴とストレス耐性
・栄養細胞
・休眠細胞(胞子・芽胞・Persister cell)
・損傷細胞
・環境ストレスとストレス応答
-熱ストレス
-酸化ストレス
-飢餓ストレス
3.バイオフィルムについて
3.1 バイオフィルムが形成する環境について
・水/土壌環境
・一般住居環境
3.2 バイオフィルム構造
・細胞外多糖
・細胞外DNA
・その他の細胞外基質
・バイオフィルム細胞
3.3 バイオフィルムの環境ストレス耐性
・飢餓ストレス
・その他の環境ストレス
・抗菌剤ストレス耐性
3.4 バイオフィルム形成・成熟過程
・細胞運度と固形物表面付着
・固形物表面固着
・マイクロコロニー
・バイオフィルム成熟
・バイオフィルム崩壊
3.5 バイオフィルム形成および崩壊に関わる情報伝達システム
・cidi-GMPによるバイオフィルム形成初期の遺伝子発現制御
・クオラムセンシングシステムによるバイオフィルム形成および崩壊に向けた遺伝子発現制御
・その他、バイオフィルム構成成分の合成制御
4.微生物細胞やバイオフィルムの検出方法
4.1 コロニーカウント法の問題点
4.2 蛍光顕微鏡を用いた細胞検出と生死判定
4.3 微生物の同定法
4.4 次世代シーケンサーを用いた細菌叢解析
4.5 バイオフィルム評価法
・クリスタルバイオレット法によるバイオフィルム定量
・共焦点レーザー顕微鏡によるバイオフィルムの立体構造観察
5.バイオフィルムの制御・防止とその問題点
・固形物表面処理
・界面活性剤洗浄
・酸化系抗菌剤
・塩素系抗菌剤
・細胞外基質分解酵素の活用
・ファインバブルの活用
6.今後のバイオフィルム研究とその活用
・バイオフィルム形成・脱離過程の利用
・バイオフィルムとの共存や活用法を考える
<質疑応答>
2022年6月23日(木) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。
Zoomによるオンラインセミナー
【オンライン受講:見逃し視聴なし】:1名41,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンライン受講:見逃し視聴あり】:1名47,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
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