《エアロゲルの可能性》創製技術と特性向上および応用展望【提携セミナー】
開催日時 | 2021/1/28(木) 13:00~16:15 |
---|---|
担当講師 | 金森 主祥 氏 齋藤 継之 氏 |
開催場所 | Live配信セミナー(リアルタイム配信) |
定員 | - |
受講費 | 通常申込:44,000円 E-mail案内登録価格: 41,800円 |
― エアロゲルの可能性 ―
創製技術と特性向上および応用展望
~力学強度・柔軟性の向上、材料開発の低コスト化、
セルロースナノファイバー活用~
【提携セミナー】
主催:サイエンス&テクノロジー株式会社
断熱材を筆頭に、防音材、吸着や分離材などとしての産業活用が期待されるエアロゲル。
弱点と言われていた強度の向上、簡便な創製法など、エアロゲルの可能性と応用展開に向けた材料・技術の進展を紹介します。
◆ セミナーポイント
第1部:(13:00~14:30)
─力学強度が飛躍的に向上
有機−無機ハイブリッドによるエアロゲル創製と特性・応用展望
京都大学大学院理学研究科 助教 博士(工学) 金森 主祥 氏
≪趣旨≫
低密度多孔体であるエアロゲルは一般に、ゲルの液相合成と超臨界乾燥法によって得られ、超高断熱性など優れた機能性を示す。しかしながら、シリカエアロゲルを代表とする従来のエアロゲルは、固体としての力学強度が著しく低く、その作製や応用展開は容易ではなかった。
本講演では、有機−無機ハイブリッド化を基盤とした手法によりエアロゲルの力学強度や柔軟性を飛躍的に高め、超臨界乾燥に依らない乾燥手法を開発することで低コスト化を実現した一連の材料開発や応用の可能性について述べる。モノリス体をはじめ、粒状やブランケット状としても得られるそれぞれの材料の特徴を述べ、高性能断熱材をはじめ拡大するエアロゲルの可能性について紹介する。
- 得られる知識:
エアロゲルに関する基礎知識、高強度化、応用展開
- 対 象:
企業における若手研究開発従事者に役立つと思われる。大学学部生程度の一般化学や無機化学の知識があることが望ましいが、必須ではない。
- キ ーワ ード :
エアロゲル、多孔体、ゾル−ゲル法、有機−無機ハイブリッド、断熱材
第2部:(14:45~16:15)
─天然高分子・バイオマス利用で強度UP
セルロースナノファイバ―によるエアロゲルの創製とその特性、応用展望
東京大学 大学院農学生命科学研究科 准教授 博士(農学) 齋藤 継之 氏
≪趣旨≫
エアロゲルは,断熱材や防音材、触媒担体、分離材、吸着材等として優れた性能を示す多機能材料であると認知されて久しいが,社会実装するには依然ハードルが高い。主な原因は2つある。1つは,超臨界乾燥という特殊なプロセスを要すること。
もう1つは,機械的な脆さである。しかし,近年は蒸発乾燥でもエアロゲルと遜色のない構造体ができることも報告されており,改めてエアロゲル研究の機運が高まっている。
本講演では,これら2つの課題に対して,セルロースナノファイバーと呼ばれる新素材を使ってアプローチした事例について紹介する。
担当講師
第1部:(13:00~14:30)
『―力学強度が飛躍的に向上
有機−無機ハイブリッドによるエアロゲル創製と特性・応用展望』
京都大学大学院理学研究科 助教 博士(工学) 金森 主祥 氏
第2部:(14:45~16:15)
『―天然高分子・バイオマス利用で強度UP
セルロースナノファイバ―によるエアロゲルの創製とその特性、応用展望』
東京大学 大学院農学生命科学研究科 准教授 博士(農学) 齋藤 継之 氏
セミナープログラム(予定)
第1部:(13:00~14:30)
有機−無機ハイブリッドによるエアロゲル創製と特性・応用展望
≪プログラム≫
1.エアロゲルについて ~その歴史、現状、基礎知識
2.さまざまなエアロゲルとその作製法
3.ゾル−ゲル法に関する基礎知識
4.エアロゲルの微細構造
5.エアロゲルの応用
6.エアロゲルの問題点
7.講演者グループによるエアロゲル研究開発(各論)
7.1 ポリメチルシルセスキオキサン系
7.2 セルロースナノファイバーとのコンポジット
7.3 マシュマロゲル
7.4 ポリビニルシルセスキオキサン系
7.5 その他のポリ有機シルセスキオキサン系
7.6 有機架橋ポリシロキサン系
7.7 有機高分子と無機高分子が互いに架橋したダブルクロスリンク系
8.講演のまとめ
□質疑応答□
第2部:(14:45~16:15)
≪プログラム≫
1.セルロースナノファイバー(CNF)とは
1.1 セルロースの固体構造と化学変性
1.2 ナノファイバー変換
1.3 分散と集積
2.CNFエアロゲル
2.1 生産法:水分散液から超臨界乾燥体にいたる過程の構造制御
2.2 構造と物性の特徴
3.CNFキセロゲル
3.1 生産法:水分散体から蒸発乾燥体にいたる過程の構造制御
3.2 構造と物性の特徴
4.CNFクライオゲル
4.1 生産法:水分散体から凍結乾燥体にいたる過程の構造制御
4.2 構造と物性の特徴
□質疑応答□
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2021年1月28日(木) 13:00~16:15
開催場所
Live配信セミナー(リアルタイム配信) ※会社・自宅にいながら学習可能です※
受講料
【一般受講】本体40,000円+税4,000円
【E-mail案内登録価格】本体38,000円+税3,800円
※お申込後、セミナー主催者(サイエンステクノロジー社)がS&T会員登録をさせて頂きます。
(S&T会員登録はセミナー受講に必要な登録であり、E-mail案内登録とは異なります。)
【S&T会員登録】と【E-Mail案内登録】の詳細についてはこちらをご参照ください。
※E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
※E-Mail案内登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「E-Mail案内登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みからE-mail案内登録価格が適用されます。
★ テレワーク応援キャンペーン(1名受講)のご案内 ★
(Live配信/WEBセミナー受講限定)
【一般受講】本体32,000円+税3,200円
【E-mail案内登録価格】本体30,400円+税3,040円
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームのメッセージ欄に【テレワーク応援キャンペーン希望】とご記載ください。
※他の割引は併用できません。
配布資料
- 製本テキスト(開催日の4,5日前に発送予定)
※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
備考
資料付
※講義の録音・撮影はご遠慮ください。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。